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背徳は蜜の味
第12章 人妻その十二 ~男子生徒と禁断の関係~
「ご両親にも連絡させていただきましたが、どちらとも連絡が取れないので、先生にご連絡させていただきました。
まあ、今回は青少年条例に違反する前の未遂ということで、お灸だけは据えさせていただきましたので、後は先生の方からご両親を交えてしっかりと指導していただければ良いかと思います」
補導員は今後の処置を香織に託すと
今夜はもういいですよと
身元引き受け人が来てくれたことでヤレヤレという感じで解放された。
「霧崎君、なんで、ラブホテルなんかに…」
霧崎翔太を家に送り届けるために
彼を車に乗り込ませると説教せずにはいられなかった。
「だって…彼女とは愛し合っているんだ
愛し合っていたらセックスしたいと思うのは当然だろ?」
「あなたはまだ未成年だから
そういうことはしちゃいけないの!」
「たまたま補導されたけど、みんなだってバンバンセックスをしているぜ!」
若いから仕方ないとは思うけど、
ここはひとつ、じっくりと話し合うべきかなと
香織は公園の駐車スペースに車を停めて彼と向き合うことにした。
「でも先生だって人間だからセックスしたいときだってあるだろ?
僕たちは青春真っ盛りでヤリたくてヤリたくて仕方ないんだ!」
「わからなくもないけど…
もう少し大人になるまで我慢しなさいって言ってるの」
「先生は初体験はいつだったんだよ
どうせ高校生の時だったんだろ?
自分達はよくて先生になったら生徒にセックスするなって変じゃないか!」
普段はおとなしい霧崎君が声を荒げたので香織は驚いた
「霧崎くん、落ち着きなさい」
「ねえ住吉先生、今、僕、すごく溜まっているんだ!抜いてくれませんか?」
彼は運転席に座る香織の肩を掴んで
顔を寄せてキスをした。
唇が触れた瞬間、香織の身体は震えて驚いていた。彼の肩を押して引き離そうとしたけど、もの凄い力で彼はビクともしない。
10秒くらい続けていたキスを止め、改めて見つめられると香織は動揺してしまった。
「いまのは?何?私に性処理させろとでも言うの?」
「いきなりすみません…
でも自分が抑えられなかった。
それに先生のことずっと前から好きでした」
彼の告白に香織は黙り込んで下を向いてしまった。頬がわずかに赤らんでいる。
香織は乙女のように恥ずかしがってしまった。