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背徳は蜜の味
第14章 人妻その十四 ~保育園の保父さんと~

とりあえず、部屋に入って新山先生をソファに座らせて、冷蔵庫からペットボトルのお水を手渡すと、
彼は美味しそうに500ml全てをあっという間に飲み干した。

お水を呑んでアルコールが薄まったからか、
しばらくすると新山先生は酩酊状態から少しずつ醒めてきたようです。

そしてキョロキョロと部屋を見渡して
「えっ?あれっ?」っと驚いたように声を上げた。

「ごめんなさい…
あまりにも先生が酩酊状態だったもので、
とりあえず、どこかで休まないといけないと思いまして…
あ、ここはラブホテルですけど、変なことをするつもりなんか更々なくて…
ほら…なにもしなければレンタルルームみたいなものですし…」

連れ込んだのが琴江だっただけに
変に言い訳をしているうちに妖しいムードになってしまう。

「そ、そうですよね…単なるお部屋ですもんね」

新山先生も、この状態を想像していなかったらしく、妙に変な脂汗をかいていた。

目の前にはキングサイズのベッド…

妖しいムードを吹き払うかのように
新山先生はベッドに上がってポンポンと飛び跳ねた。

「うわ~!ふかふかだぁ!
まるでトランポリンですよ!」

ここを遊園地であるかのように
新山先生は変なムードにならないように
わざとはしゃいで見せてくれました。

でも、少し酔いが醒めたとは言え、
それでもまだフラフラしているものだから、ついにはバランスを崩してベッドから落ちそうになる。

「あっ!危ない!!」

琴江は慌てて彼と同じようにベッドに上がって彼の体を支えて上げた。

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