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背徳は蜜の味
第14章 人妻その十四 ~保育園の保父さんと~
ベッドの上に二人で立つと、
新山先生の目が怖いくらいに琴江の顔を見据えていた。
「美人の顔を見ているとムラムラしてきちゃいます」
そんなことをいいながら、彼は照明を消した。
それを合図に二人は、まるでそうすることが当然の強く抱きしめ合っていた。
そこに言葉はありませんでした。
でも互いの気持ちは、とても興奮していて、この先に進むのが当たり前だと思い始めていた。
どちらからともなく、
腕の力を抜くと少し離れ、
今度は唇を重ね合わせた。
長い、長いキスを交わす。
時に激しく、時に優しく…
暗闇のラブホテルの一室に
二人が交わすキスの艶かしい音だけが妙に大きく感じられた。
「あなたに初めて触れてしまいました…
琴江さんって見た目以上にとてもスレンダーなんでね」
「うふふ、まだ酔っているの?
それとも…根っからの女たらしなのかしら?
とてもお口がお上手ね」
「いえ、本当ですよ」
でもスレンダーなのにお尻や胸は肉付きがよく…
今までつきあっていた同年代の女性とはあきらかに違います」
「これが大人の女よ…」
琴江は、無性に彼とエッチがしたくなっていた。
だから、ためらいもなく彼の服を脱がせてゆく。
脱がすのに手慣れているのは人妻だからか…
新山先生は全てを琴江に身を任せて仁王立ちしていた。
仁王立ちなのは姿勢だけではありません。
彼のアソコは、もう押さえきれないほど固くなっていたのです。
琴江の手によって全裸にされた彼は、
今度は琴江の衣服を脱がし始めた。
部屋の灯りをすべて消しても
常夜灯というのか、小さな明かりが微かに琴江の胸や体のラインを彼に見せつけていた。
「胸が小さいから恥ずかしい…」
そうのように謙遜交じりで言って恥じらう琴江だったが、
新山先生は「綺麗です。素敵です」と琴江のヌードを褒め称えた。
全裸になった二人は熱く抱きしめ合いながら、
ベッドに倒れ込んでいった。
新山先生は見かけによらず、積極的な男だった。
琴江の体に覆い被さり、
唇から首、耳、体、と唇で愛撫してくれた。
ハアハア…と彼の荒い呼吸に、琴江も興奮してしまう。