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背徳は蜜の味
第20章 人妻その二十 ~リハビリのお手伝いでエッチされて~
ソファに横たわり、肩や腕を優しく揉んで貰っている内に気持ちが良くなり、
いつのまにか、男の手に体に触れる度にハアハアと呼吸が荒くなり始めた。
耕平の巧みなマッサージは、始めは軽く肩や腕だったが、次第にそれはあらぬ場所へと移動していく。
遥の身体を耕平が撫で回す。
服の上から、肩や腕を触っていたが、
ゆっくりとその手は腰や尻に滑っていく。
その手の感触は緩やかで、まるで蛇のように若い肉体の上を這っていた。
服の上からだったが、次第に腰や尻、そして乳房までもが揉まれていく。
しかし、やがてゆっくりと耕平の手が服の中に忍び込む。
「あぁ、耕平さん…ダメですよ、そんなところ…」
「良いんだよ、遥ちゃん、男どもはこういうことが楽しいんだよ」
そう言いながらも彼の手は遥の乳房に優しく触れてきた。
その手は柔らかく羽のような手触りだった。
「あん…だって…」
遥は困惑した顔をしているが、身体は反応していた。
夫以外の男の手触り、その感触を気持ちいいと思い始めていた。
耕平のもう片方の手は遥のスカートを捲り、ショーツの上から彼女の尻を触っていた。
耕平と目が合うと、彼は恍惚状態で眼を細め嬉しそうだった。
思わず遥は耕平に聞いた。
「あぁ、耕平さん、私を触っていて楽しいですか?」
夫ならば、痛いほど乳房を揉み、尻を撫で回すのに、こんな触れるか触れないかのような愛撫で男が楽しいのかと不安になった。
「楽しいとも、遥ちゃんをこうして触らせてもらえるだけで凄く嬉しいんだよ」
もう、還暦過ぎの初老という年齢になって、女房以外の女体に触れる事もないのだと諦めていたのに、二十代の若い女体に触れることができたのだから至福の時間であった。
「遥ちゃん」
「はい、耕平さん、何でしょうか?」
「こんな嬉しい気持ちを味わえて、
もういつ死んでもいいとさえ思っているんだ、嬉しいんだよ」
いつ死んでもいいというのは大袈裟にしても、
彼の気持ちは本当だった。
弾けるような若い孫のような女体に触れて、
彼は感激していた。