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背徳は蜜の味
第28章 人妻その二十八 ~女上司と部下のエッチ~
課長の亜希子とデキの悪い九条は、かなり密着して隣同士で座っていた。
「やぁねぇ、もしかして、私を女として見てくれてる?」
いや、九条の胸中は、
いつなんどき社内で叱り飛ばされている時のように変にリラックスをして羽目を外すと、会社の時のように罵声を浴びせられるのではないかとヒヤヒヤしていたのが本音であった。
「勤務時間外なんだから、私を女として見ていいのよ」
亜希子は本当の姿をさらけ出しなさいよと
手で九条の太ももをペシッと叩いた。
その太ももに置かれた亜希子の手首が九条の股間の辺りに…
意識しないようにしていたが、
電車の中で酔っぱらいに絡まれて困り果てた女の顔を見てしまってから、亜希子が言うように上司ではなく女性として意識し始めていたのは確かだった。
だから、手が股間に擦れるような感じで
素直に九条の男性自身が反応し始めていた。
それからフル勃起するまでは、そんなに時間はかからなかった。
亜希子も九条の異変に気付いたのか、
すごく小さな声で「馬鹿っ」と、口を動かした。
「す、すいません…」
九条は何を意識してるんだと心の中で自分に罵声を投げ掛けるものの、
恥ずかしさと、その相手が課長と言う事で
テンパってしまい、ろくに亜希子の顔も見れなかった。
そんな九条を少しだけ虐めてやろうかしらと、
亜希子は手の平を股間に当ててきた。
予期せぬ展開に九条は「いや…その…課長…」と
オドオドし始めた。
「やっぱりあなたも男ね…
嬉しいわ、素直に反応してくれて…」
「すみません…節操のない下半身で…」
九条は穴があったら入りたいと萎縮した。
「若い証拠よ。でも、私なんかで反応してくれたのが嬉しかった…。
それとも、溜まってただけかな?これは二人だけの秘密よ」
亜希子はそう言うと、今度はしっかりと九条に体を預けてきた。