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背徳は蜜の味
第30章 人妻その三十 ~生徒の保護者と結ばれて~
ブラウスの向こうにブラジャーに包まれた形の良い乳房のシルエットが濡れたブラウスから透けていた。
雅彦の父兄である雅晴は、下腹部に強く熱を覚えてしまう。
妻と別離(わか)れて約二年…
不倫をしていた妻から女というものは怖い存在だと思い知らされて、ずっと女というものから遠ざかっていたのに、その柔らかい乳房の弾力に男の部分が疼いていた。
いかん鎮まれと念じながらも、
意識すればするほど股間のものは大きくなっていく。
「えっ? あのっ…」
慌ただしく尻をずらして礼子は男と距離を取ろうとする。
距離を取る礼子に、離れたくないとばかりに、
いつしかおしぼりを放り出して雅晴の手は直に胸を触っていた。
そして電光石火の早業で雅晴はズボンのファスナーを降ろして勃起したペニスを引っ張り出していた。
「あ、あの!雅彦くんのお父さん!
あなた、何をしているのかご自身でわからってらっ…うぷっ!」
言葉を発するために開いた唇に熱い滾りのペニスが突っ込まれる。
熱くて柔らかい口内は、舌がうねうねと絡みつき、座っていても腰が立たないほどの快感だった。
そう、礼子もまた、久々の男根をしゃぶる感覚に教師ではなく女として覚醒してゆく。
「おおう…そう…とてもいい」
快感に身をよじらせる雅晴の姿を見て、
礼子はいっそう嬉しそうに舐めてくる。
年齢も容姿も全く違うのに、生徒の父親である雅晴に礼子は夫の姿をダブらせていた。
『ほら、あなたわかる?私、こんなにもフェラが上手いのよ!あんな女なんかに負けないわ!』
一気に爆発へ導こうと礼子の唇の動きが、にわかに激しさを増す。
亀頭が見えたかと思うと、唇は肉棒の根元、陰毛を鼻にこすりつけるような奥まで咥えこまれていた。
そして、激しく肉棒を喉に突き立てるように吸引する。
「おおお…いい…もう…うううっ!」
肉棒を吸われる雅晴の吐息が大きくなってゆく。
礼子は上目使いに、男の様子を見ながら、さらにストロークを早くした。
「やめてください、出ますよ、出ちゃいますよ、ちょっと、待って」
乳房の柔らかさに欲情して、思わず肉棒を礼子の口に突っ込んだものの、思いもよらない展開に雅晴がたじろいだ。
「ううっ!」
雅晴は呻くと、あっさりと礼子の口内に精を吐き出していた。