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背徳は蜜の味
第30章 人妻その三十 ~生徒の保護者と結ばれて~

「先生のあそこは凄いですね。本当に名器ですよ」

「ありがとうございます…それと…先生なんて素っ気ない呼び方はやめてください…
礼子って呼んでください…」

名前で呼んで欲しいとおねだりすると、
雅晴が単なる受け持つ生徒の父兄ではなく、
愛する男として意識してしまう。

「では失礼して…礼子…」

「あはぁ~ん」

礼子と呼び捨てにされて女の体が一気に燃え盛る。

「礼子の身体は本当に素敵だ。
私の指を食べてしまいそうだね」

礼子と名前を呼んだだけで、さらに指にかかる膣の力が強くなった気がした。
本当に好き者なんだなと思わざるを得なかった。
そうと分かったからには、さらに頑張るしかない。

「ありがと…ひぃ~!!
そ、そんなことを言ってくれるのはあなただけだわ…」

礼子もまた雅晴のことを「お父さま」から「あなた」に格上げしていた。

感情が昂る男の指の動きが激しくなる。
その度に礼子の悦びの声が一際高い嬌声になって行く。

「ほら、ここ、気持ちいいだろ?」

雅晴が膣の中に潜らせていた指を折り曲げて
Gスポットを擦りあげる。
女なら誰しも弱い部分だけれど、礼子には一番弱い部分を擦られ身体を仰け反らすほどにあえいだ。

「へえ、ここが弱いんですね」

「あうっ、あっ、あっ、いいわ、そこです」

あまりに反応が良いので、男はもう一本指を入れ込む。
二本刺しでGスポットをリズミカルに刺激した。
快感のあまり礼子は声を限りに喘いだ。

「そこをもっとぐりぐりしてぇ!
あっあっ…あんっ!…いいっ!気持ちいい!!」

「本当に吸い付いてくる、良いねえ」

クリトリスの裏側を執拗に擦るだけで、
礼子の体が跳ね上がる。
男は休むことなく攻め続けた。

「あん、きもちいぃ…そこ、もっともっと擦って、…ああっ!で、出ちゃうぅぅう!!」

礼子は透明な滴りを男の手に浴びせかけながら絶頂を迎えていた。

先ほどまでとは違い、完全に主導権が礼子から自分に移ったことを男は自覚していた。
だから、快感の余韻に浸っている礼子を休ませないように、彼は礼子の股を開いた。
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