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背徳は蜜の味
第31章 人妻その三十一 ~会社の後輩と肉体関係~
「ね、まだ出来るよね?」
香代はそのように訊ねてから、
彼の下半身に目をやって愚問だと気づいた。
フェラチオで射精させられても、
クンニで再び興奮してきたのか、佐藤くんのペニスは雄々しくそびえ立っていた。
「ねえ…せっかくのラブホテルなんだから
ベッドも乱さずに帰ったらベッドメイクの人に笑われちゃうわ」
「そうですね。係の人に、うわっ!激しかったんだなと思ってもらえるように、僕、頑張ります」
ベッドルームで再び二人は熱い包容を重ねた。
「人妻だけど…初めて抱かれるんだから恥ずかしいわ…灯りを消してもらってもいいかしら」
彼としては香代が身悶える姿を目に焼き付けたかったのだけれど、女性がそれを望むのであればと渋々了解した。
照明をOFFにしても、部屋の片隅に置かれているエッチなグッズの自販機の灯りが煌々と点っていて、部屋はさほど真っ暗にならない。
「こいつの電源を切ることが出来るのかなあ」
二人して電源を探したけれど、電源は背面にあるのかコードが見当たらない。
「仕方ないですよね…ベッドにもどりましょうか」
佐藤くんは諦めて立ち上がったが、
香代はずっとしゃがみこんでエロアイテムの数々を凝視していた。
「もしかして…そういうのに興味があります?」
「うん…ちょっとだけね…」
人妻で経験豊富と思われそうだが、
実はバイブやディルドといったエロアイテムを経験したことがなかった。
「使ってみます?僕、買ってあげますよ」
「ほんとに?じゃあ…これがいい!」
ピンク色のうずら卵のようなローターを香代は指差した。
「そんな小さなヤツでいいの?
遠慮しないでさ、こっちでもいいんだよ」
佐藤くんは己のペニスよりもデカい漆黒のディルドを指差した。
「大きければ良いってもんじゃないのよ」
男ってバカだわと香代は思った。
自分に自信がないのかしら?
私的にはあなたの大きさと固さが好みなのよと教えてあげると満面の笑みで喜んだ。