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背徳は蜜の味
第1章 人妻その一 ~インテリアの営業マンとエッチ~
「マンション生活って思っていた以上に人間関係が希薄なのね」
一通り挨拶を済ませて部屋に戻って真奈は憤慨した。
真奈としては、このマンションでいつかはベビーを出産して、向かいの公園でママ友を作ってランチに行ったりして交流を深めたいなんて考えていた。
「今どき、どこのマンションだってこんなもんだよ」
「あなたはいいわよね!
どうせこの部屋には夜遅く帰ってきて寝るだけなんでしょうけど、私はイヤよ!これじゃ、かごの中の鳥じゃない!」
「まあまあ、そう悲観するなよ
初日だからご近所さんと打ち解けることが出来ないだけで、イヤでも顔を合わす日が出てくるし、そのうち顔見知りになってご近所付き合いも活発になるかもしれないしさ」
それよりもさ…
そう言って夫の幸一は真奈の体に近づいてきた。
新居に引っ越してきて最初の夜なのだから
真新しい部屋で最初の夫婦の営みを始めたいと企んだ。
妻の真奈の肩を抱くと
「やめてよ、今夜はクタクタなの。今夜はそういう気分になれないわ」と肩を抱く夫の手をやんわりと引き離した。
「そんなことを言うなよ!
俺たちにしてみればやっと手にいれたマイホームなんだぜ?
入居した記念の夜なんだからさ、一発キツイのをキメようぜ」
真奈の気分が乗らないと言っているのに
お構いなしに夫は真奈をベッドに押し倒す。
「イヤだって言ってるでしょ!
知ってる?夫婦でもレイプって成立するんだからね!!」
「なんだよ!このインテリ女め!!」
夫は妻の真奈からレイプと罵られて
スカートを捲ってショーツを下ろそうとしていた手を離した。
「つまんねえ女だな!今度からシテ欲しいと言ったって抱いてやらねえからな!!」
そう言うと夫は真奈に背を向けた。