この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
背徳は蜜の味
第4章 人妻その四 ~お隣のご主人と~
脱衣室で全てを脱ぎ捨ててシャワーを浴びていると
「洗濯物が溜まっているから洗濯機を使うわね
少しうるさいけど我慢していてね」という声が脱衣室から聞こえてきた。
「ええ、そりゃもうご自由にどうぞ。
なんたってここはお宅の部屋なんだから」
そのように返事をしてあげると
磨りガラスの向こうで洗濯物を洗濯機に投げ込む眞由美さんの姿が見えた。
こちらから見えているということは、自分の裸体も磨りガラス越しに見えているのだろうと慌てて磨りガラスのドアに背を向けて体を洗った。
やがて脱衣室から眞由美さんの姿が消えたので
今のうちに脱衣室に出て着衣を済まそうとしたら、
脱ぎ捨ててあったシャツはおろかデニムも下着類も見当たらない。
『えっ?まさか?』
まさかなと思いながら洗濯機を覗き込むと
見覚えのある自分のモノが泡まみれになってグルグル回っていた。
「え~!?マジ?」
仕方なく淳一はバスタオルを腰に巻いてリビングに向かった。
いくらなんでも、この姿はマズイ
出来ることなら友人である眞由美の夫の衣類を貸して欲しいと言うつもりだった。
「あの~…」
なるべく裸体を見せないようにリビングに頭だけを覗かせてキッチンで料理を作る眞由美に声をかけた。
「あら?もうお風呂を済ませちゃったの?
丁度料理も出来上がるわ
でもね、フライを揚げていたから私も汗をかいちゃった…
ソファに座ってビールでも呑んで待っていてくれない?」
「いや、その前に、あいつの服でいいんで貸してもらえないかな?」
「あっ!そうね。うっかり全てを洗濯しちゃったわ。でも、いいじゃないバスタオルを巻いているんでしょ?その格好でいいわよ。
あなたの裸なんて一緒にキャンプやプールに行って見飽きているから」
そのようにあっけらかんに言われると
それもそうだなと思ってしまう。
バスタオルで股間を隠していれば海水パンツ姿を見られているようなもんだしなと
淳一は開き直ってしまった。