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背徳は蜜の味
第1章 人妻その一 ~インテリアの営業マンとエッチ~
「はい、どちら様でしょうか?」
『あの~、インテリア会社の者です
本日、打ち合わせということでお伺いさせていただいたのですが…』
そうだった!
すっかり忘れていたわ!
新居に合わせてカーテンを新調する予定だったわ!
「はい、ロックを解除しますのでお部屋までお越しください」
オートロックを解除してあげると
サンプルのカタログでも入れているのか
大きなバッグを担いでエレベーターに乗り込む様子がカメラを通して確認できた。
「良かったわ、お出かけする前に来ていただいて…」
こちらから日時指定しておいたのに
危うくすっぽかすところでした。
しばらくしてドアのインターホンが鳴らされた。
「は~い、お待ちしておりましたぁ」
普段とは違う可愛い声で業者の男を出迎える。
「この度は弊社をご用命いただきましてありがとうございます」
エレベーターに乗り込む姿をカメラ越しにチラッと見たけど、センスの良いスーツで見た目も爽やかで営業マンとしては申し分なかった。
「お茶がいいかしら?それともコーヒーがよろしい?」
彼をテーブルにつかせて
真奈はてきぱきとお茶の準備を整える。
「あ、奥さま、どうぞおかまいなく」
重いカタログを担いできたものだから
彼は少し汗ばんでいた。
「どうぞ、上着を脱いで楽になさってくださいな」
真奈がそう言ってあげても
彼は上着を脱ぐことにかたくなに拒んだ。
「だって、暑そうですわ」
そう言って真奈は彼の背後から上着に手をかけて脱がすのを手伝った。
「恐縮です」
上着を脱いで彼は顔を真っ赤にした。
汗かきな体質なのだろう。
脇と背中が汗びっしょりでワイシャツの色が濃くなっていた。