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背徳は蜜の味
第7章 人妻その七 ~万引きの代償に体を求められ~
青年に連れられて聖子が連れ込まれた場所は、
廃棄商品が積み上げられている倉庫だった。
中には賞味期限が切れた商品が乱雑に置かれており、やや腐敗した匂いが充満していた。
「こんなところに連れて来てどうするつもり?
言っておくけど、お金ならあるわ!
ちゃんと買い取らせていただくから文句はないでしょ?」
「いえ、お金なんていりませんよ。
私はただ、奥さんにいけないことをしたらそれなりの罰を受けるというのを知ってほしいんです」
そう言うと青年は聖子の腕を掴み、
転がっていたガムテープで後ろ手に拘束して椅子に座らせた。
「やめてよっ!離して!何考えてんのよ!?」
叫ぶ聖子を無視して、
青年は聖子の服に手をかけた。
ボタンを一つ一つ丁寧に外され、
ブラジャーに包まれた胸が現れる。
「ちょっと、やめなさいよ変態!」
「ふふ、ずいぶんと可愛い下着ですね」
「くぅ…」
抵抗しようと身体を動かすものの、
両手を縛られた状態では何もできない。
あっという間に上半身は裸にされてしまった。
「あぁ、綺麗ですよ奥さん」
「見ないで!」
「恥ずかしいんですか?
意外と初心(うぶ)なんですね」
クスリと笑うと、青年は聖子の胸に触れてくる。
柔らかい感触を楽しむように、
揉んでくる指先に聖子の顔が赤く染まった。
『何よこいつ…マジで変態じゃないの』
真面目なスーパーの店員ならば非番だとしても万引きを見つけたのならば警察に突き出すだろう。
こんな風に女の体が目当てのように陵辱してくるなんて…
ゾクッとした感覚が背中を走る。
男を恐れていると思われては何をさせるかわかったものではない。
聖子は恐怖心を悟られないように強気な態度を取るしかなかった。