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背徳は蜜の味
第8章 人妻その八 ~夫の部下に寝取られて~
彼の唇が奈緒美の首筋、胸へと降りてきた時、
隣の寝室からかなり大きい夫の声がした。
これ以上、先には進めないと彼の理性が働いたのか、彼は奈緒美の体から唇を離すと申し訳なさそうにはにかんだ。
「大丈夫よ…寝言なの…」
奈緒美は彼を誘うようにソファに横になると
「奥さん…」と彼が覆いかぶさるように重なってくる。再び熱いキスを交わす…
彼の息遣いはますます荒くなるのを聞いて、
奈緒美は無性に嬉しくなってしまう。
こんな三十路の女を相手にしてくれるなんて、なんて可愛い坊やなのかしらと感じてしまう。
彼は大胆にも奈緒美のトレーナーを捲り上げ、
現れたブラジャーが邪魔だとばかりに首もとにまでたくしあげた。
今夜、初めて訪問してきた夫の部下だという新人さんに奈緒美は白い乳房を見られてしまったのだ。
彼は迷わずその白い乳房に顔を寄せてくる。
彼の大きい手が乳房の膨らみの外側から
優しく丸く円を描き、二つの乳房を寄せると彼の舌が奈緒美の乳首を転がすように愛撫してくれた。
「ああ、ん…」
奈緒美は思わず体を仰け反らせ、
隣に夫が寝ているにも関わらず、つい声が漏れてしまう。
彼は、そんな奈緒美の甘い声を聞いて、
ますます燃えてしまったようで、
じっくりじっくり乳房を愛撫してくれる。
奈緒美のショーツは、もうぐっしょりと濡れていた。
下半身をモゾモゾと動かすと、見透かしたかのように彼の手は奈緒美のスカートの中に潜り込んでくる。
太ももを撫でながら少しずつ指先がショーツに近づいてくる。
「ね、ちゃんと見せてくださいね」
彼は一旦体を離し、奈緒美のスカートを捲ってしまう。
そして手を膝の内側に差し込み、
奈緒美の脚を大きく開く。
「いやん、恥ずかしいわ…」
そう言うと
「大丈夫。恥ずかしがらないで。
とっても綺麗ですから…」
そんな歯の浮くような甘いセリフを優しく囁いてくれる。