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恋人岬には噂があった
第3章 第3話 最終章

吊り橋の手前を左折してかもめバイパスに乗ると、予想通りだった。フロントガラスに細かな雨粒が散り始めた。だが雨粒を見る間もなく、バイパスのアスファルトが煙るほどの、激しい雨に変わった。
車を走らせていると、メールの着信音が鳴った。待避所はこの少し先にある。野上はそこまで行って車を停めた。着信は奈々からだった。
《お疲れさま。野上さん、お仕事終わりましたか?
昨日スーパーで会ったばかりなのに、また会いたくなっちゃった。会う約束は来週の水曜日だったのにね。
私、お仕事終わったばかりです。もの凄い雨だから濡れちゃいそう。今から会えないですか? 奈々》
野上は、奈々のメールの書き方を見て、昨夜メールと電話で話しただけなのに、こんなにも積極的に変わるのかと思った。これで体の関係ができれば、甘えん坊になるのかな、とも思う。メールの濡れちゃいそうという言葉に反応して、肉棒がズボンを盛り上げている。今から会えば、奈々の性器に簡単に触れるように思える。彼女は自ら股を開くかもしれない。
《奈々も仕事終わったんだね。お疲れさま。
そうなんだよ、かもめバイパスに乗るとすぐに大雨だ。今はトンネルの西にある待避所に停めてメールしてる。俺も会いたいと思っていたところだよ》
《嬉しい! 私たちって、ほんと気が合うなって思います。
じゃあ、丸岡スーパーの駐車場の、植木のそばで待ち合わせるのはどうですか? 私、いま松井町の携帯ショップだから、着替えてすぐに向かいます》
《慌てなくていいから。雨だから安全運転で来るんだぞ。植木のそばだね。俺の車は白のセダンだから》
《はーい。今から着替えます。駐車場で待っててね、奈々》
メールを読み終えると、野上は待避所をすぐにあとにした。
野上はスーパーへ向かいながら、奈々はどんな服装で来るのだろうと考えている。昨夜の話からして、性器に触りよいワンピースか、短いスカートのように思う。
丸岡スーパーが見えてきた。激しい雨で辺りは薄暗かった。駐車場には既に明かりが点灯していた。
国道を左折して、野上はスーパーの駐車場に入った。何台も停めてある車の屋根に雨が激しく跳ねている。視界が悪く、野上は慎重に植木のそばに車を停めた。
車を走らせていると、メールの着信音が鳴った。待避所はこの少し先にある。野上はそこまで行って車を停めた。着信は奈々からだった。
《お疲れさま。野上さん、お仕事終わりましたか?
昨日スーパーで会ったばかりなのに、また会いたくなっちゃった。会う約束は来週の水曜日だったのにね。
私、お仕事終わったばかりです。もの凄い雨だから濡れちゃいそう。今から会えないですか? 奈々》
野上は、奈々のメールの書き方を見て、昨夜メールと電話で話しただけなのに、こんなにも積極的に変わるのかと思った。これで体の関係ができれば、甘えん坊になるのかな、とも思う。メールの濡れちゃいそうという言葉に反応して、肉棒がズボンを盛り上げている。今から会えば、奈々の性器に簡単に触れるように思える。彼女は自ら股を開くかもしれない。
《奈々も仕事終わったんだね。お疲れさま。
そうなんだよ、かもめバイパスに乗るとすぐに大雨だ。今はトンネルの西にある待避所に停めてメールしてる。俺も会いたいと思っていたところだよ》
《嬉しい! 私たちって、ほんと気が合うなって思います。
じゃあ、丸岡スーパーの駐車場の、植木のそばで待ち合わせるのはどうですか? 私、いま松井町の携帯ショップだから、着替えてすぐに向かいます》
《慌てなくていいから。雨だから安全運転で来るんだぞ。植木のそばだね。俺の車は白のセダンだから》
《はーい。今から着替えます。駐車場で待っててね、奈々》
メールを読み終えると、野上は待避所をすぐにあとにした。
野上はスーパーへ向かいながら、奈々はどんな服装で来るのだろうと考えている。昨夜の話からして、性器に触りよいワンピースか、短いスカートのように思う。
丸岡スーパーが見えてきた。激しい雨で辺りは薄暗かった。駐車場には既に明かりが点灯していた。
国道を左折して、野上はスーパーの駐車場に入った。何台も停めてある車の屋根に雨が激しく跳ねている。視界が悪く、野上は慎重に植木のそばに車を停めた。

