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恋人岬には噂があった
第3章 第3話 最終章
二人でシャワーを浴び始めた。
最初は胸を隠している奈々だった。しかし野上に慣れたのか、セクシーな体で自分の虜にしたいのか、胸を隠そうとはしなくなった。それどころか、ボディーソープを取るときには尻を向けて、んふふと可愛く振り向き、反り返る肉棒に眼をそそいでいる。浴室に響くんふふは、何かを期待しているようでもある。
野上は、ボディーソープまみれの奈々を抱き寄せた。
「俺のを握ってごらん?」
野上がそう言うと、奈々はちらと眼を合わせて、照れくさそうである。握りたい気持ちはありながらも、自分からは握れない、というような笑みを見せている。
奈々の左手をとって、野上は軽く握らせた。手の動かし方は、上下に滑らすようにと教えた。
「奈々、すごくいい。次は握って軽くねじるように上下に動かしてごらん?」
「──これでいい?」
奈々は肉棒を上下にねじるように動かしながら、上目づかいに野上を見ている。
「うん。それでいい。お口でするときも、そんなふうに動かして、舌を絡めて、強く吸いながらするんだ。でも、歯を当てちゃだめ」
「──ねえ、ここじゃなくてお布団の上で仕込んで?」
奈々の言う通りだった。浴室だと野上も落ち着けない。急いでシャワーを浴び終えた。
二人はバスタオルを巻いて浴室から出た。リビングのテーブルには、幾何学模様の花瓶にアネモネが生けてあった。
「可愛い花だ。俺、娘にメールしておく。昨日の人と会ったから、少し遅くなるって」
「野上さんは、お母さんが言ってた通りの人だね。真面目で、ひょうきんで、一直線な人。私、野上さん大好き」
野上は、俺も奈々のこと大好きだよと言って、ソファに腰をおろした。そして、メールを打ち始めた。
左隣に尻をおろした奈々が、野上のバスタオルをめくった。反り返る肉棒を甘揉みしながら、野上の腕の下に頭を潜り込ませると、腹を舐めてはキスを繰り返し、唇が肉棒に近づいている。
野上はメールを打ち終えた。スマホをテーブルに置いて、奈々の尻を撫でながら、どんなふうにフェラをするのだろうと期待した。
奈々が肉棒を直立させると、亀頭に舌先が触れた。ぞくりとする快感だった。カリの溝に舌がしつこく絡み、柔らかな唇が亀頭に吸いついてきた。
最初は胸を隠している奈々だった。しかし野上に慣れたのか、セクシーな体で自分の虜にしたいのか、胸を隠そうとはしなくなった。それどころか、ボディーソープを取るときには尻を向けて、んふふと可愛く振り向き、反り返る肉棒に眼をそそいでいる。浴室に響くんふふは、何かを期待しているようでもある。
野上は、ボディーソープまみれの奈々を抱き寄せた。
「俺のを握ってごらん?」
野上がそう言うと、奈々はちらと眼を合わせて、照れくさそうである。握りたい気持ちはありながらも、自分からは握れない、というような笑みを見せている。
奈々の左手をとって、野上は軽く握らせた。手の動かし方は、上下に滑らすようにと教えた。
「奈々、すごくいい。次は握って軽くねじるように上下に動かしてごらん?」
「──これでいい?」
奈々は肉棒を上下にねじるように動かしながら、上目づかいに野上を見ている。
「うん。それでいい。お口でするときも、そんなふうに動かして、舌を絡めて、強く吸いながらするんだ。でも、歯を当てちゃだめ」
「──ねえ、ここじゃなくてお布団の上で仕込んで?」
奈々の言う通りだった。浴室だと野上も落ち着けない。急いでシャワーを浴び終えた。
二人はバスタオルを巻いて浴室から出た。リビングのテーブルには、幾何学模様の花瓶にアネモネが生けてあった。
「可愛い花だ。俺、娘にメールしておく。昨日の人と会ったから、少し遅くなるって」
「野上さんは、お母さんが言ってた通りの人だね。真面目で、ひょうきんで、一直線な人。私、野上さん大好き」
野上は、俺も奈々のこと大好きだよと言って、ソファに腰をおろした。そして、メールを打ち始めた。
左隣に尻をおろした奈々が、野上のバスタオルをめくった。反り返る肉棒を甘揉みしながら、野上の腕の下に頭を潜り込ませると、腹を舐めてはキスを繰り返し、唇が肉棒に近づいている。
野上はメールを打ち終えた。スマホをテーブルに置いて、奈々の尻を撫でながら、どんなふうにフェラをするのだろうと期待した。
奈々が肉棒を直立させると、亀頭に舌先が触れた。ぞくりとする快感だった。カリの溝に舌がしつこく絡み、柔らかな唇が亀頭に吸いついてきた。