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恋人岬には噂があった
第3章 第3話 最終章
 大丈夫だと言って、野上が挿入し始めると、んっと奈々の声がして、性器が丸く広がっていく。亀頭の両サイドの濡れた肉ビラが、花びらのように広がった。
 少し入ったので、野上は肉棒から手を離した。挿入を拒むような締まり感が、亀頭から伝わって来る。正真正銘のバージンなのだ。
 野上は、奈々はこれからが痛いかもしれないなと思った。それでもできる限り優しく、時間をじっくりかけてバージンを奪う考えである。
 肉棒を少しずつ前後させて、性器を慣らし続けた。亀頭の半分くらいまで挿入できた。秘肉の強い締まり感と、淫汁とがまん汁の混じり合う感覚が伝わっている。
 枕を握りしめて顔をのけぞらせている奈々が、ああっ、私のあそこ張り裂けそうと言った。
 野上は両手をついて、奈々の股のあいだで腰を優しく前後させているが、痛いではなく、張り裂けそうなのか? と思った。
「奈々。痛くない?」
「うん。痛くないけど、張り裂けるほど広がっている気がする。──ああ、すごく熱く感じる」
 その言葉に、野上は気づいた。
「奈々は何かスポーツしてた?」
「はあああ、あそこがすごく広がってるみたい。私、新体操の選手だった。はああ、あそこが熱い。体中すごく熱い」
 奈々は枕を両手で握りしめて、顔をさらにのけぞらせていた。
 野上は、だから奈々の尻が逃げることはなく、痛がりもせず、股を閉じようともしないのか、と納得できた。
 野上は性器を見下ろした。太ももは開き、性器は悲鳴をあげるように丸く広がって、亀頭を受け入れようとしている。バージンは競技に奪われていたようだが、亀頭を強く締めつけてくる性器は俺がじっくり慣らすのだ、と野上は決意した。
 しかし、自由に肉棒を動かせないほど、性器は亀頭を強く締めつけている。それでも、亀頭はほぼ挿入寸前だった。
 野上は考えた。濡れは絡まっているのだ。ここまで挿入できたのだ。まずは何度もやり直し、入り口から慣らしていくのが最善ではないだろうか。
 野上は、性器から亀頭が抜ける寸前まで腰を引いた。次は、亀頭が見えなくなる寸前まで突いてみた。んあっ、と変な声があがった。だが痛がる声ではなかった。
 それを五回ほど繰り返したときである。ああ気持ちいい、と奈々の手が、野上の太ももを掴んで来た。奈々の尻が上下に動き始めた。前後する亀頭の動きで乳房が揺れている。
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