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第2章 ～再会～

ホームに出ると俺は、辺りを見回してみる。

右を見ると朝からイチャついているカップル

左を見ると、新聞を広げタバコをすっている人...


どちらもあまり得意ではない...

カップルよりはまだタバコのほうがマシだと思い、左のほうへ向かう。


電車が来るまであと、20分くらいあるせいか

さっきの人たちをいれても4.5人しかいなかった。


タバコを吸っている人から一番離れているイスに座る。

イスは誰も座っていなかったせいか、とても冷たかった...


冷たかったイスが温かくなってくると、ふと空を見上げる。
快晴といっても暑いわけではない、逆に寒いくらいだった。


その時、なんの前触れもなく強い風がふいた。
[さみぃ... もうちょい厚着してくりゃよかった..]
天気予報などを見ようともしなかった。