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忘れられない恋
第2章 ~再会~
時間が気になり、近くの時計を見るともう18分ほど過ぎていた
本を読むことに夢中になっていたので20分なんてあっという間だった。
いつの間にかホームにいる人の数も増えている。
俺は読んでいた本をカバンに一回しまう。
どうせまた読むんだから持っていけばいいだろ
と思うかもしれないが、
人混みのせいで本が切れるなどの事は絶対に避けたかった。
イスを離れてすぐに、電車は到着した。
どうしても席に座りたかったため、そそくさと前に出る。
立ちながら本を読むのは、できないし
痴漢よばわりされても困るからだ...
電車のドアがひらくと近くの席にすぐに、座った。
よし、これで今日も安全だ
と思いながら、カバンから本を取り出す...