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第2章 ～再会～

俺の通っている花陽高校は、頭が悪くもよくもないという

普通の学校だった。


しかし、海藤高校の近くにあるためなにかしら比べられることが多い。

運動部のやつらんなんて、毎週練習試合やらなんやらとやっている。
なかなか勝てないらしい...



友達が言っていたことだが、どうも海藤のやつらは性格が悪いらしい。

[あいつらは、ぜってぇ俺らを下に見てやがる...]

と休みあけの月曜にはよく聞かされる。




まぁ俺にはなんも関係もない...
べつに、そんなやつらと学力競ったって結果はみえてるし、もう運動はやめた.


さっきのイラつきは、
なにをやっても勝てないことを悲願でいたことからなのかもしれない...