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性に堕ちたアイドルの365日
第13章 現在 店長とアイドル志望のJK 1
 ゴハンに行く。アルバイトの女子校生奈々と約束した土曜日。奈々といっしょのシフトだが上がり時間がちがう。奈々は平日に二日、学校帰りに十六時から十九時まで。土日は朝八時から十七時までのシフトにはいっている。秋葉乃のシフトは十九時まで。
 「十九時までなんだけど、それからでもいいかゴハンは」昼過ぎになって意識しレジでふたりきりに。
 「ヤバい。憶えてくれてたんですね。めちゃくちゃヤバい」ヤバいは秋葉乃世代だとピンチや危機だ。でも時代は変わった。最近の若い子がいうヤバいはチャンスやラッキー。いいことなのだ。「帰って着替えて来ます」
 「なに食べたい」
 「焼き肉」焼肉をふたりで食べるのはデキている。そんなことわざわざいわなくていい。
 「近くに行ってみたい焼き肉屋があるんだ。そこに行こう」
 「呼びたい人がいるんですけど」親同伴だろうか。首を傾げそうになったが。
 「ぜんぜんいいよ」
 「なら、その人の都合訊かないとわからないけどあえば呼んでもいいですか」
 「いいよ」その人。なら親ではないのだろう。
 「すごいうれしいです。でも」奈々のテンションが落ち。「いっしょにいる人の話を訊いても店長はワタシの味方をしてくれたらうれしいです」
 「誰を連れてくるの」秋葉乃は首を傾げた。
 「それは逢ったときに説明します」カレシだろうか。奈々にカレシがいる。想像できない。
 「駅前で十九時過ぎでいいか」
 「はい。あっ、でも」
 「なに」
 「焼肉なんか普段食べないんでめちゃくちゃ食べますよ。」
 「ぜんぜんいいよ」奈々を面接したのは秋葉乃だ。この娘は使えると思った。名南尾勤務態度はアルバイトの見本だ。無遅刻無欠勤などない。いつも学校おわりでも休みの土日も遅刻はない。毎日秋葉乃の連絡してくる。今日誰か休んでませんか。代わりにシフトはいりますよ。甘えてばかりだ。今日はありがとね。そういうと。いぇ。逆に来てくれる。そういわれたらめちゃくちゃ嬉しいんです。そんな娘なのだ。焼肉くらいいつでも奢ってやる。それくらい店には必要なのだ。ただのアルバイトのひとりではない存在だ。
 夕方五時。奈々の上りの時間。秋葉乃はそれに合わせてバックヤード裏でタバコを吸っていた。
 「おつかれさまでした」
 「おぅ」遅刻してきた大学生とニアミス。秋葉乃は親指を立てた。奈々も親指を立てた。阿吽の呼吸だ。
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