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性に堕ちたアイドルの365日
第15章 現在 店長とアイドル志望のJK 3
 ウーロン茶ふたつを店員が運んでくれた。「まずは食べようよ。それから話を」
 「はい」
 すぐに店員が塩タンをテーブルに置く。薄いピンクの肉にネギがたっぷりと乗っている。秋葉乃はトングで摘まんで金網に置く。ジュっと音がする。上に乗ったねぎを包むように半分に折る。ライスどうぞと店員は秋葉乃の前に置くが秋葉乃はそれを奈々の前に置いてから半分に折った塩タンをひっくり返す。
 「そう焼くんですね」塩タンをひっくり返しながら秋葉乃は奈々を見る。「お肉の上にネギがあってどうしたら上手く焼けるんだろうってママといつもいってたんです」キムチです。カルビです。上ハラミに上ミノです。注文した品がテーブルに並べられた。相手が男なら金網にいっぱいに肉を焼く。
 「食べようか」
 「はい。いただきます」奈々は両手を合わせた。秋葉乃も真似て手を合わせた。美味しいんですけど。奈々は秋葉乃が焼いた肉をどんどん頬張る。これ美味しい。うわっ、これヤバくないですか。奈々はよく食べた。塩タンにカルビに上ハラミに上ミノを追加で三回頼んだ。
 「すごいな。」その身体でだ。秋葉乃が呆れるくらい奈々は食べる。ご飯もおかわりをした。
 「焼肉なんかそんな食べる機会ないんで」
 「まだいけるか」
 「塩タンが食べたいです」机の上のボタンを押す。店員がすぐに来た。塩タン一人前と秋葉がいうと。
 「店長、ワタシアルバイト辞めるかもしれません」いきなりの言葉だが辞めたらのシュミレーションはできている。店長の悲しい性だ。
 「なんで」
 「アイドルにならないかってスカウトされました」奈々を面接したのは秋葉乃だ。この娘は使えると判断した。そのとおりだった。どんな娘と訊かれたらマジメすぎとしかいえない。しかしまさか辞める理由がアイドルになるのは想像できてなかった。
 「意外だな。奈々がアイドルになりたいと思っているのははじめだよね訊いたのは」
 「無理だと思いますか」
 「ちがうよ。びっくりしただけで」最後に追加した半分に折った塩タンをひっくり返し。「スカウトされたの」
 「はい」秋葉乃がひっくり返した塩タンを見ながら奈々は返事をした。
 「ちなみに、ここに来る人は誰なの。」秋葉乃はテングで掴んで奈々の小皿に置く。
 「ワタシをスカウトしてくれた人です。」小皿に乗った塩タンを俯くように奈々は見た。
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