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性に堕ちたアイドルの365日
第16章 現在 店長とアイドル志望のJK 4
 「その人の話を訊いて味方になってくれ。それはどういうこと」
 「肉親以外で保証人がいるんです。それを店長になってもらいたいかなと思って。でも不自然ですよね。こんな話はスカウトされてアイドルになるのに保証人にとか。あとでお金とか請求されるかもしれないし、それでスカウトされた人の話を店長に訊いて欲しかったので呼びました。でも忙しいからすぐにはいけないっていわれました」
 この話がどこまでホントかわからないが茶髪やホスト崩れが遅れましたと現れ丁寧な挨拶をさしてきたら即拒否だ。だが奈々がそんな男になびかなかないだろう。どんな人と訊こうとしたらパテーションがノックされ。「遅れました」と声がかかりパテーションの扉が開いた。瞬間焼き肉のにおいが消えた気がしたほどいい匂いがした。秋葉乃には懐かしい匂いだ。
 「さくっち」奈々の弾んだ声。秋葉乃は舌打ちしそうになった。扉を開けたのはモデルですかと訊けば。はいそうです。それくらいの絶世の美女。でてるところはでている。
 「店長。さくっち。この人は」奈々がテンパった。それを制するようにさくっちと呼ばれた女は胸の谷間をアピールをするかのような白のブラウスを開けている。それだけではない異様に短いスカートの丈が。下着が見えそうなほど短いが昭和の中学生が着る紅色の体操着を履いている。それがおしゃれなのかはわからない。さくっちは名刺を出し、はじめまして、こういうものです。という。『桜商事 代表 佐倉桜 』この名刺を見るのは何回目だろう。何回もしらんふりをして、この名刺を受け取った。だがこれで奈々がアイドルデビューすることは決定しているのは事実なのだ。奈々はしらないだろうが。
 「店長、この人がワタシをスカウトしてくれた佐倉桜さんです」
 「身内以外の保証人にもなっていただけますか」いきなりだ。
 「えぇ。かまいません」このやりとりは何度目だ。
 「委託金として二百万をお預かりすることになりますがそれでもかまいませんか」
 やはりこの女は苦手だ。絶世の美女だがあわよくば。秋葉乃はいちども思ったことはない。委託金として二百万など必要ない。ただ楽しんでいるのだ。奈々が泣きそうな顔をしている。だいじょうぶだよ。奈々はアイドルになれる。この絶世の美女に声をかけられたなら。
 「奈々がアイドルになれるなら二百万なんか先行投資です」秋葉乃はいって胸を張った。
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