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性に堕ちたアイドルの365日
第17章 現在 店長とアイドル志望のJK 5
「なにそれ、保証人はお金はいらないって」泣きそうな顔で奈々はいう。まだ洗脳されてないのだ。冗談がわかっていない。
「店長、奈々が辞めたら困るでしょ。店長が反対したら奈々はアイドルにならないと思いますが」
「辞めます。ワタシアイドルになるの辞めます。店長に保証人になってほしかったけどお金がかかるならアイドルになるのあきらめます」奈々の悲しそうな顔を秋葉乃ははじめて見た。
「店長は奈々がアイドルになるのを諦めてアルバイトでいてほしい。でもアルバイトを辞めてまでアイドルになろうとしたんだろ。個人的には応援したいということですね」桜は諭すようにいう。もちろん奈々にだ。
「でも、お金がなんて」奈々が桜を睨む。はじめて見た奈々の怒った顔。
「店長、正直にいってください」桜の店長はてんちょうではなくてんちょおと語尾を伸ばす。バカにされてる感がある。
「なんですか」
「奈々と付き合ってますか」あほなのかではない。この女はあほなのだ。奈々より秋葉乃はこの女をしっている。だが、どう答えたら正解なのだとかんがえる。
「なにいってるの。さくっち今日おかしくない。なんでそんなこと訊くの。ワタシアイドルにならないから」
「店長は奈々がアイドルになる。なんか条件はありますか」桜が奈々を無視して、てんちょおと語尾を伸ばす。
「その前にひとつだけいいですか」
「なんでしょう」
「スカウトされたとは訊きました。それは正式にデビューが決まってるんですか」
「それは店長まだですね」てんちょおに舌打ちしそうだが。
「なら、奈々。アイドルになれなくて、やっぱりここでアルバイトするのがワタシには似合ってます。そういうのはやめろ。アイドルになれ」
「だからワタシは」奈々の眼から涙が零れた。秋葉乃はゴメンねとは思うが、奈々はアイドルになるのは決まっているのだ。わざわざこの女がいるのだ。桜は秋葉乃のすべてを把握している。その理由を奈々にいえないが。
「奈々しあわせだね。こんな店長の下で働けたの」桜が奈々の隣に腰掛け奈々のやぼったい長い黒髪を撫で。「ゴメン。二百万は嘘。店長を試したの。俺が保証人になってやったからアイドルになれたんだろ。じゃあどういうことかわかってるだろうな。そんな人だったら奈々も困るでしょ」
「店長はそんな人じゃありません」奈々が怒ったのは今日二回目だ。
「店長、奈々が辞めたら困るでしょ。店長が反対したら奈々はアイドルにならないと思いますが」
「辞めます。ワタシアイドルになるの辞めます。店長に保証人になってほしかったけどお金がかかるならアイドルになるのあきらめます」奈々の悲しそうな顔を秋葉乃ははじめて見た。
「店長は奈々がアイドルになるのを諦めてアルバイトでいてほしい。でもアルバイトを辞めてまでアイドルになろうとしたんだろ。個人的には応援したいということですね」桜は諭すようにいう。もちろん奈々にだ。
「でも、お金がなんて」奈々が桜を睨む。はじめて見た奈々の怒った顔。
「店長、正直にいってください」桜の店長はてんちょうではなくてんちょおと語尾を伸ばす。バカにされてる感がある。
「なんですか」
「奈々と付き合ってますか」あほなのかではない。この女はあほなのだ。奈々より秋葉乃はこの女をしっている。だが、どう答えたら正解なのだとかんがえる。
「なにいってるの。さくっち今日おかしくない。なんでそんなこと訊くの。ワタシアイドルにならないから」
「店長は奈々がアイドルになる。なんか条件はありますか」桜が奈々を無視して、てんちょおと語尾を伸ばす。
「その前にひとつだけいいですか」
「なんでしょう」
「スカウトされたとは訊きました。それは正式にデビューが決まってるんですか」
「それは店長まだですね」てんちょおに舌打ちしそうだが。
「なら、奈々。アイドルになれなくて、やっぱりここでアルバイトするのがワタシには似合ってます。そういうのはやめろ。アイドルになれ」
「だからワタシは」奈々の眼から涙が零れた。秋葉乃はゴメンねとは思うが、奈々はアイドルになるのは決まっているのだ。わざわざこの女がいるのだ。桜は秋葉乃のすべてを把握している。その理由を奈々にいえないが。
「奈々しあわせだね。こんな店長の下で働けたの」桜が奈々の隣に腰掛け奈々のやぼったい長い黒髪を撫で。「ゴメン。二百万は嘘。店長を試したの。俺が保証人になってやったからアイドルになれたんだろ。じゃあどういうことかわかってるだろうな。そんな人だったら奈々も困るでしょ」
「店長はそんな人じゃありません」奈々が怒ったのは今日二回目だ。