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性に堕ちたアイドルの365日
第18章 現在 店長とアイドル志望のJK 6
 「ゴメンなさい。なんか変なことに巻き込んで」
 「ぜんぜん。それに変なことじゃないだろ。奈々の将来のことだ」焼肉屋をでて、ふたりは歩いている。奈々を家まで送るために。「あの人がいったのは正論だよ。アイドルになるのに保証人が要る。それの見返りを求める。さくっちだっけ、あの人がいうのは正論だ」桜は嵐のように現れ、嵐のように帰った。
 「店長だから頼んだんです」奈々の面接をしたのは秋葉乃だ。奈々はこの店に面接を来る前にふたつの店でアルバイトをしたが、どちらの店でもセクハラを受けたから辞めたといった。面接で前の職場の悪口になるようなことをいうのはマイナスでしかないが世間しらずの女子校生だなと思った印象はある。
 「佐藤君には相談してないの」佐藤は早番リーダーで役者志望の売れない役者だ。芸能界には詳しい。
 「休憩中に台本読んだりしてるじゃないですか」秋葉乃がうなずく。かっこつけたいや俺役者志望なんだのアピールではない。アルバイトをしないと生活ができない。だから休憩中に台本を読んでいる本業は役者なのだ。「ドラマ化映画が決まったんですかって訊いたらオーディションの台本っていわれて、ただ声かけられただけでアイドルになれるかもって、ワタシとぜんぜんちがうから」まじめか。といいたいが奈々はそんな娘だ。
 「でもスカウトされるのもすごいことだぞ。男女にかかわらず。かっこいいとか可愛いだけではアイドルになれないよ」
 「なるってきまってないですけど。でもうれしかったです。店長がお金払ってまで保証人になってくれるみたいなことをいってくれたの」
 「うちの店の一日店長してくれ。アイドルになって」
 「ワタシがですか。うわっ。でもそれいいかもなんかモチベーションあがったかな。」奈々の笑顔。ひさしぶりに見た気がする。
 「アイドルになれ」
 「なります。なりたいじゃなくなります」
 「芸能界のことぜんぜんしらないけどなんかあったら連絡してこい。相談には乗れないけど話は訊くから」
 「ヤバいヤバい。それワタシからいいたかったんです。」
 「そうなの」
 「正直にいうとワタシがアイドルになりたいっていうのは佐藤さんもそうだし友達にもいってません。親にはいったけど」
 「お母さんはなんて」
 「若いうちしかできないからやってもいいんじゃないって」手を繋いだら繋げそうな距離感でふたりは歩いている。
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