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性に堕ちたアイドルの365日
第26章 十七年前 店長候補とアイドル志望のJK 5
 さっきまで手をたたき大爆笑していたのに敦子が舌打ちをする。スマホを叩きつけテーブルに置いた。
 「どうした」思わず訊いた。
 「カレシと喧嘩」アイドルになるのに。しかもそれをかんたんに口にしても。そう思ったがアイドルになれる男女は選ばれた者しかなれない。敦子のルックスは充分選ばれる価値はある。恋人のひとりやふたりいたからといってもおかしくはない。「今日バイトおわりに逢う約束してたんだけど、こっちが、まだバイトだから逢えないって連絡したらそんなの訊いてないって。マジでめんどくさいんだけど」
 「いやいや帰れよ。もう店閉めたからカレシに逢いに行って来いよ。タクシー呼んでやるから領収書はおねがい」敦子にじっと見られる。秋葉乃はとりあえず頷くと。
 「いいねこういうの。したくもないバイト先で、カレシの話をするなんて思ってもなかった。店長訊いていい」
 「なんでも」店長ではないというのはめんどくさい。
 「店長ってエッチしてて勃たないってことある」
 「いきなり、すごいこと訊くな」
 「どうなの」敦子の眼を見ている。見た目は少女だが女の顔だ。
 「ない」
 「なんで」
 「なんでといわれても、それはかんがえないからかな」
 「なにをかんがえないの。勃たなかったらどうしようって。」
 「そうじゃないよ。セックスをするのに勃たないほうがおかしい。」
 「それ答えになってないし。」それが答えなのだが、テーブルの上の敦子が放り投げたスマホが震えていうが気にするそぶりはない。
 「だから勃たない理由は頭でかんがえるからだ」
 「だからって、どういうこと」いきなり下ネタをぶっこんできたのに敦子は笑う。
 「例えばでもないけど、キスをする。口が臭いと思われたらどうしよう。シャワーを浴びてない。汗臭いと思われたらどうしよう。大事な部分も舐めたりするだろ。お互いに。でもシャワーも浴びてないのにとか。はじめて抱く相手は今までどんな経験をしてるのか。前の男と比べられて自分は。そういう余計なことをかんがえながらセックスをすると勃たないじゃないのかな」
 「タクシー呼んで。帰る」
 「おぅ。」変な娘だなと思いながら、秋葉乃はタクシー会社に電話をした。この雨で混んでるので到着が三十分はかかるといわれた。秋葉乃はそれを敦子に伝えるとそっかといわれた。
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