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性に堕ちたアイドルの365日
第27章 十七年前 店長候補とアイドル志望のJK 6
 「着いたみたい」土砂降りの雨の中。クラクションの音が鳴る。その間の三十分間、敦子は一言も話さなかった。スマホも何度か鳴っていたが確認もせずポケットにしまい立ち上がる。
 「おつかれ、朝にタイムカード押しとくから」
 「店長はどうするの」
 「自分はここで寝るから、一応なんかあるといけないから」
 「いっしょにに帰ろうよ」コンビニ行こうよ。そんな物言いだ。
 「いっしょにってなんだよ」ハニートラップ。これも店長研修に関係が。
 「もう店閉めたんだからいいでしょ。もっと店長と話したいな」大人をからかうな。オジサンだけど男だぞ。いえばセクハラでしかない。
 「もうちょっとして帰るから。おなじタクシーに乗るのはおかしいだろ」
 「そういうのどうでもいいし。」土砂降りの雨に負けないクラクションの音。タクシーの運転手だ。早くしろだ。
 「わかった。行こう」ふたりはバックヤード裏から店を出た。雨に濡れながら店の前に留まったタクシーに乗る。
 「マラガナイトってわかりますか、そこまで」えっと秋葉乃は驚いた。敦子が運転手に行き先を告げた。
 「わかります、いいんですか。ここから歩いても行けますけど」
 「雨すごいから」
 「了解です」タクシーは動いたのは五分ほどで。「着きました」と運転手はいう。敦子が支払いをしようとした。アルバイトの女子校生に払わすわけにはいかない。秋葉乃が支払い領収書をもらった。
 「ここは」マラガナイトは十階までは住居用スペース。その上は何階まであるがしらないがホテルになっていると敦子はいう。いきなりホテルかよ。これも店長研修に関係あるのか秋葉乃は本気で悩んだ。
 「とりあえず受付してよ。話は部屋でしよ」いいなりだ。上からだ。それもあたりまえのように。秋葉乃は受付をして部屋のカードキーを受け取った。1408号室。専用のエレベーターはカードキーでしか動かない。1408号室は十四階の一番奥の部屋。扉を開ける。短い廊下、左右に扉がある。トイレとバスルームだろう。奥の扉を開ける。部屋の中央にセミダブルのベッド。
 「ワタシこの下に住んでるんだ」どこにでもあるビジネスホテルの一室。この部屋に秋葉乃が首を傾げると。「ちがうし、さっきいったじゃん。」ここは十階までは住居用スペース。その四階に住んでると敦子はいう。怖いお兄さんの登場はやめてくれと秋葉乃は願った。
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