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性に堕ちたアイドルの365日
第28章 十七年前 店長候補とアイドル志望のJK 7
 「そうなんだ」ならなぜここに来た。ここはホテルだ。しかも住んでる部屋にある上階。
 「そう。住んでるっていっても寮なんだ。狭い部屋にふたり一組で閉じ込められているの」相部屋ということだろう。答えになっていないが秋葉乃は頷くだけにした敦子は、まだなにかいいたそうだ。「はじめて来たんだけど、もっとおしゃれなホテルだと思ってたけどこんな感じなんだ」敦子は室内を見渡しながらいう。そこかと突っ込みたいが。
 「なんでここに来たんだ」この下に住んでるのに。
 「この部屋とったの店長じゃん」じゃんが軽くする。この部屋にいる意味を。
 「そうだけど」
 「まぁ、それは冗談だけど。ワタシが部屋とってって頼んだし」甲高い声で敦子が笑う。秋葉乃はベッドに腰かけた敦子を見た。男女かかわらずアルバイトは平日は学校帰り店に来るが敦子は女子校生なのにいつもスエットで来る。それがあたりまえだったので特に気もしてなかった。今日は上下黒のスエットを着ていた。「部屋帰りたくないんだ。同居してる娘と合わなくて」
 「その娘もアイドル志望なの」
 「もうデビュー決まってる。めちゃくちゃ可愛いよ。紹介しようか」それはいいけどと小声でいい。「前園さんのデビューは」
 「決まってるといったら決まってるんだけど微妙なんだ。カレシとは別れろっていわれてる」
 「へぇ~、そいうのホントにあるんだね。」三流週刊誌で読んだことはある。
 「そう。でも」敦子が躊躇う。
 「アイドルになるのとカレシと別れるかで迷ってる」
 「だね」口の利き方はしらないが、事務所に彼氏の存在を黙ってアイドルになる。それもできたはずだ。性格はまじめなんだろう。「アイドルになるのは今しかできないでしょ。カレシはいつでもできるチャンスなんかあるし。でも誰かいてほしいんだよね。わかる」
 「カレシは前園さんがアイドルになるのはどう思ってるの」
 「さいしょは応援してくれてた。俺のカノジョがアイドルになるんだって。でも具体的にデビューが決まっていくと逢えなくなるから断れよっていいだした。ワタシがアイドルになるの本気にしてなかったんじゃない」
 「そんな感じだね。でもさぁ、そんなカレシなら、ゴメンんよくしらないのにそんなとかいったけど、アイドルになれよ。今しかできないんだよ。最悪カレシと別れたとしても、また寄りが戻せるかもしれないし」秋葉乃の本音だ
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