この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
性に堕ちたアイドルの365日
第3章 現在 店長とアルバイトたち 3
秋葉乃が住んでるマンションは、店長をしているコンビニ『ハッピーストア』から徒歩五分。最寄りの駅は、さらに徒歩五分。ちょうど『ハッピーストア』の中間にある。秋葉乃はいつも帰宅するとシャワーを浴びてから改めてスマホを見た。あたらしいメッセージが三件届いた。迷惑メール二件ともうひとつ。遅番リーダーの永遠のフリーター鈴木から。
『今週はホントにもうしわけありませんでした。今日からシフトにはいります。店長はゆっくり休んでください』
永遠のフリーターだが気遣いはできる。発熱で休んだのは、ほかのバイトに移すと迷惑になる。そう思ったから休んだのだ。早番の人妻連中は鈴木を嫌っている。わがままでめんどくさくて大人になれない大人。だが秋葉乃はそうは思っていない。ぜったいに今日は鈴木は出勤してくる。確信した。『無理はしないでくださいよ』返信した。
五年ぶりの相手からのメッセージを見た。
『今日。マラガナイト1406。19時には行ける』いつも急だ。急というより、それがあたりまえだと思っている。あたりまえに従ったこともあるが、これが昨日なら従えなかった。遅番のバイトの代わりにシフトにはいる。まちがいなくそう返信した。それで返信はない。それからまた日にちがあいて、また『今日は』とメッセージが届く。そんな関係が続いている。逢う逢わないは相手の都合でしかない。しかし、しかし五年ぶりだ。
『今日行ける』と秋葉乃は返信をした。返信は期待はしてないがシャワーを浴びて着替える。普段着のスエットを黒の上下かグレーの上下変わりばんこ。今日はグレーだ。駅に足を向ける。駅前で女子校生らしき少女とメガネリュックの中年男が揉めている。普段なら無視だ。だが五年ぶりからの相手からの連絡。また逢えるかもしれないとテンションはあがっている。
「だいじょうぶ」と女子校生らしき少女に声をかける。
「なんだよ。オマエは」いきがったメガネリュックにあなたこそなんなんだといい返す。それだけで逃げるようにメガネリュックは消えた。
「行こうか」秋葉乃は女子校生らしき少女の声をかけ改札口まで歩いた。「なんか変な人に絡まれて大変だったね。」女子校生らしき少女は何度も頭を下げた。女子校生らしき少女は秋葉乃が向かう反対側のホームに足を向ける。階段を下りる前にこちらを振り向き、また頭を下げた。
『今週はホントにもうしわけありませんでした。今日からシフトにはいります。店長はゆっくり休んでください』
永遠のフリーターだが気遣いはできる。発熱で休んだのは、ほかのバイトに移すと迷惑になる。そう思ったから休んだのだ。早番の人妻連中は鈴木を嫌っている。わがままでめんどくさくて大人になれない大人。だが秋葉乃はそうは思っていない。ぜったいに今日は鈴木は出勤してくる。確信した。『無理はしないでくださいよ』返信した。
五年ぶりの相手からのメッセージを見た。
『今日。マラガナイト1406。19時には行ける』いつも急だ。急というより、それがあたりまえだと思っている。あたりまえに従ったこともあるが、これが昨日なら従えなかった。遅番のバイトの代わりにシフトにはいる。まちがいなくそう返信した。それで返信はない。それからまた日にちがあいて、また『今日は』とメッセージが届く。そんな関係が続いている。逢う逢わないは相手の都合でしかない。しかし、しかし五年ぶりだ。
『今日行ける』と秋葉乃は返信をした。返信は期待はしてないがシャワーを浴びて着替える。普段着のスエットを黒の上下かグレーの上下変わりばんこ。今日はグレーだ。駅に足を向ける。駅前で女子校生らしき少女とメガネリュックの中年男が揉めている。普段なら無視だ。だが五年ぶりからの相手からの連絡。また逢えるかもしれないとテンションはあがっている。
「だいじょうぶ」と女子校生らしき少女に声をかける。
「なんだよ。オマエは」いきがったメガネリュックにあなたこそなんなんだといい返す。それだけで逃げるようにメガネリュックは消えた。
「行こうか」秋葉乃は女子校生らしき少女の声をかけ改札口まで歩いた。「なんか変な人に絡まれて大変だったね。」女子校生らしき少女は何度も頭を下げた。女子校生らしき少女は秋葉乃が向かう反対側のホームに足を向ける。階段を下りる前にこちらを振り向き、また頭を下げた。