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性に堕ちたアイドルの365日
第4章 現在 店長と元アイドルの人妻  1
 『今日。マラガナイト1406。19時には行ける』届いたメッセージ。マラガナイトは十階までは住居用スペース。その上は何階まであるがしらないがホテルになっている。電車に揺られ二十分。最寄り駅に着いた。マラガナイトまで徒歩五分。コンシェルジュに秋葉乃は専用のカードキーを見せる。一言も会話はない。きれいなお辞儀をされた。エレベーターにカードキーをかざすと扉が開く。乗ってまたカードをかざして十一階のボタンを押す。11階のフロントでもカードキーを見せる。フロントの女性に会釈された。またエレベーターに乗る。1406号室は奥の部屋だった。カードキーで入室した。短い廊下の左右に扉がある。バスルームとトイレ。短い廊下の先には十畳ほどの部屋にセミダブルのベッドにちいさな机に椅子。壁には寝転んでも見れる50インチのテレビが壁に掛かっている。このホテルはどこもおなじ作りのビジネスホテル風。スマホを見る。あたらしいメッセージも届いていない。時間を確認すると18時46分だった。相手が時間前に来ることはほぼない。いつも遅刻。だから気にならない。ベッドに寝転がりテレビをつけた。ニュース番組を見ながらぼんやりとタバコを吸う。物音がしたので視線を向ける。
 「くさっ。まだタバコやめてないの。いい歳して」五年ぶりの甲高い声。あいかわらずだ。眼があった。五年ぶりだが容姿の変化はないよ。結婚して出産もしたはずなのに。
 「禁煙ルームあるのに喫煙の部屋選んでくれたんだろ」
 「ここしか空いてなかったの」
 「そっか」
 五年ぶりに連絡してきた女はちいさな椅子に腰かける。手には茶色の有名なロゴがはいったブランドのカバン。そのカバンを机に置く。秋葉乃は起き上がりベッドに腰掛ける。「離婚するんだ」五年ぶりに逢ったのに、今日何曜日だっけ。それくらいあっさり。
 「変な感じだな」
 「なにがよ」
 「五年前の最後に逢ったときは結婚するんだといわれた。」眼があった。既婚者でこどもがいる。見た目で判断はできない。誰かしらなければ。清楚でも淑やかさもない。かといって派手ではないが。かなりの美形で整っている。可愛い綺麗どちらとでもいえる美女だ。肩までの黒髪。五年前はもっと長かった。確かにと元アイドルで元女子アナの前園敦子が手を叩きながら甲高い笑い声をあげた。
 
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