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性に堕ちたアイドルの365日
第5章 現在 店長と元アイドルの人妻 2
『今日。マラガナイト1406。18時には平気』もう何年になるだろう。こんなやりとり。無理なら即、『今日は無理。遅番のシフトにはいるから』こんなやりとりはあたりまえだった。相手は元アイドルで現役の女子アナ。いつまでも続く関係ではない。それくらいは秋葉乃も気づいていた。だが不思議と続いた。なんとかシフトのやりくりをしたら逢えるが私的なことでシフトの変更は憚られる。また忘れたころに連絡があるだろう。それくらいの感覚でもいた。『いつなら逢える』いつも忘れた頃に気まぐれでしかないタイミングで連絡がある。正真正銘の元アイドルで現役の女子アナなのだ。めすらしいすぐに返信があるのが。秋葉乃は自分のシフトを確認してから。
『土曜日なら朝まで平気だけど日曜は朝からシフトにはいる』と返信した。その日の夜、勤務中に。『じゃあ土曜日に。部屋予約したら連絡する』妙だなと思った。いつも当日か前日にメッセージが届く。日時を決めて逢うのははじめてだった。もしかすると早く逢いたい、そう感じたのは自惚れか。しかし土曜の昼間に『マラガナイトの1408号室』とメッセージが届いた。行けると返信したが返信はなかったが。秋葉乃はマラガナイトに向かった。カードキーを使用して入室した。。短い廊下の左右に扉がある。バスルームとトイレだろう。短い廊下の先には十畳ほどの部屋にセミダブルのベッドにちいさな机に椅子。壁には寝転んでも見れる50インチのテレビが壁に掛かっている。このホテルはどこもおなじ作りのビジネスホテル。敦子はいた。ベッドに寝転がっていた。
「ひさしぶり」
「無理した」
「してない。ダメだったら来てない。でも明日の朝からシフトにはいる」秋葉乃がポケットからタバコをだして咥える。敦子はそれを見ているがなにもいわない。咎めないだ。しかし秋葉乃が煙を吐くと。
「アタシたち今日でおわりでいい」敦子と逢う。いつも敦子からの連絡でだ。秋葉乃から連絡したことはない、おたがいに都合のいい相手。それもない。その敦子が今日でおわりという。ならそうなるのだろう。
「わかった」
「ぜったいそういうと思った。知り合ったの十年くらい前か、アタシたちわかるもんね。だから店長はそういうんだろうなと思ったな。理由くらい訊けば」
「なんで」と、訊くのはおかしいなとなぜか思ったので、なにも訊けなかった。
『土曜日なら朝まで平気だけど日曜は朝からシフトにはいる』と返信した。その日の夜、勤務中に。『じゃあ土曜日に。部屋予約したら連絡する』妙だなと思った。いつも当日か前日にメッセージが届く。日時を決めて逢うのははじめてだった。もしかすると早く逢いたい、そう感じたのは自惚れか。しかし土曜の昼間に『マラガナイトの1408号室』とメッセージが届いた。行けると返信したが返信はなかったが。秋葉乃はマラガナイトに向かった。カードキーを使用して入室した。。短い廊下の左右に扉がある。バスルームとトイレだろう。短い廊下の先には十畳ほどの部屋にセミダブルのベッドにちいさな机に椅子。壁には寝転んでも見れる50インチのテレビが壁に掛かっている。このホテルはどこもおなじ作りのビジネスホテル。敦子はいた。ベッドに寝転がっていた。
「ひさしぶり」
「無理した」
「してない。ダメだったら来てない。でも明日の朝からシフトにはいる」秋葉乃がポケットからタバコをだして咥える。敦子はそれを見ているがなにもいわない。咎めないだ。しかし秋葉乃が煙を吐くと。
「アタシたち今日でおわりでいい」敦子と逢う。いつも敦子からの連絡でだ。秋葉乃から連絡したことはない、おたがいに都合のいい相手。それもない。その敦子が今日でおわりという。ならそうなるのだろう。
「わかった」
「ぜったいそういうと思った。知り合ったの十年くらい前か、アタシたちわかるもんね。だから店長はそういうんだろうなと思ったな。理由くらい訊けば」
「なんで」と、訊くのはおかしいなとなぜか思ったので、なにも訊けなかった。