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コンビニバイトの男の子
第8章 密談

【2】
悠希に最初に声を掛けたのは、コンビニのバイトを終えて出てきたところを待ち伏せしていた時だった。歪んだ出口を見つけ、隠し撮りの準備をし、日常のふたりの関係から悠希であればと決断できてからで、偶然にも社員旅行から1年後の同じ日だった。
「鮎川君、ちょっといいかな。私は星野と言うんだけど、顔は見たことあるよね?」
「星野さん・・・。はい、ありますけど・・・」
「私の妻を知っているよね?そのことで話があるんだけど、時間あるかな?」
最初は突然のことにびっくりしていた悠希は、急に警戒する表情を見せた。
「・・・どんな話ですか?すみませんが、この後別のバイトがあるので」
「そっか。急なお願いですまない。ただ、ここで簡単に話せる内容じゃないので、別の場所で話をしたいんだけど・・・。じゃあ、明日の夕方は?」
貴之の言葉から何かを察した悠希は、小声で返事をした。
「明日の夕方なら・・・、はい」
悠希に最初に声を掛けたのは、コンビニのバイトを終えて出てきたところを待ち伏せしていた時だった。歪んだ出口を見つけ、隠し撮りの準備をし、日常のふたりの関係から悠希であればと決断できてからで、偶然にも社員旅行から1年後の同じ日だった。
「鮎川君、ちょっといいかな。私は星野と言うんだけど、顔は見たことあるよね?」
「星野さん・・・。はい、ありますけど・・・」
「私の妻を知っているよね?そのことで話があるんだけど、時間あるかな?」
最初は突然のことにびっくりしていた悠希は、急に警戒する表情を見せた。
「・・・どんな話ですか?すみませんが、この後別のバイトがあるので」
「そっか。急なお願いですまない。ただ、ここで簡単に話せる内容じゃないので、別の場所で話をしたいんだけど・・・。じゃあ、明日の夕方は?」
貴之の言葉から何かを察した悠希は、小声で返事をした。
「明日の夕方なら・・・、はい」

