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コンビニバイトの男の子
第8章 密談

話を聴き、落ち着いてきた悠希が尋ねた。
「えーと星野さん、でしたよね?性癖はよく解りませんが、事情はわかりました。でも、なぜ僕なんでしょうか?」
「悪いけど、大学で鮎川君のことを少し調べさせてもらったよ。インターンシップ応募のために極秘で調査してるって説明したら、みんな素直に答えてくれた。真面目ですごく評判が良かった。それと、今お付き合いをしている女性がいないこともわかっている」
「僕のこと、調べたんですか?」
悠希が少し不機嫌そうに言葉を漏らした。
「気分を悪くしたらすまない。ただ・・・」
貴之は一旦言葉を切り、真剣な表情を悠希に向けた。
「1番の決め手は、妻が平日もコンビニに通っていたことかな。鮎川君と話をしているところもこっそり見させてもらった。楽しそうに話をしている妻を見て、恐らく君にかなり好印象を持っていると感じたんだ。だから、君にお願いしようと決めた」
好印象を持たれていると言われて、悠希の表情が和らいだ。
「でも撮影なんて、奥さんが納得しないんじゃ」
「撮影どころか、私以外の男性と関係を持つことも考えられないと思う」
「それじゃあ、僕とっていうことも無理じゃないですか?どうやって・・・」
「そこはOKしてもらったら説明するよ」
詳細を説明してから断られることを恐れていた貴之は、まずは何とか了承してもらおうと身を乗り出して問い掛けた。
「どうだろう、OKしてくれないだろうか?あ、もちろんお願いなので、バイト代として報酬は渡そうと思っている」
「そんな報酬なんて・・・」
「もし受けてくれないのであれば、同じバイトのイケメン君にお願いするしか無いと考えているんだ」
まだ迷っている様子の悠希に、決断を即すように告げた。
「・・・星野さんの中では、もう決定なんですね」
「ああ。諦めることは考えてない」
貴之が本気だということが判り、悠希はひとつ大きく深呼吸をした。
「わかりました。僕でよければ協力します」
了承の返事を聞いて、貴之はほっとして肩の力を抜いた。
「えーと星野さん、でしたよね?性癖はよく解りませんが、事情はわかりました。でも、なぜ僕なんでしょうか?」
「悪いけど、大学で鮎川君のことを少し調べさせてもらったよ。インターンシップ応募のために極秘で調査してるって説明したら、みんな素直に答えてくれた。真面目ですごく評判が良かった。それと、今お付き合いをしている女性がいないこともわかっている」
「僕のこと、調べたんですか?」
悠希が少し不機嫌そうに言葉を漏らした。
「気分を悪くしたらすまない。ただ・・・」
貴之は一旦言葉を切り、真剣な表情を悠希に向けた。
「1番の決め手は、妻が平日もコンビニに通っていたことかな。鮎川君と話をしているところもこっそり見させてもらった。楽しそうに話をしている妻を見て、恐らく君にかなり好印象を持っていると感じたんだ。だから、君にお願いしようと決めた」
好印象を持たれていると言われて、悠希の表情が和らいだ。
「でも撮影なんて、奥さんが納得しないんじゃ」
「撮影どころか、私以外の男性と関係を持つことも考えられないと思う」
「それじゃあ、僕とっていうことも無理じゃないですか?どうやって・・・」
「そこはOKしてもらったら説明するよ」
詳細を説明してから断られることを恐れていた貴之は、まずは何とか了承してもらおうと身を乗り出して問い掛けた。
「どうだろう、OKしてくれないだろうか?あ、もちろんお願いなので、バイト代として報酬は渡そうと思っている」
「そんな報酬なんて・・・」
「もし受けてくれないのであれば、同じバイトのイケメン君にお願いするしか無いと考えているんだ」
まだ迷っている様子の悠希に、決断を即すように告げた。
「・・・星野さんの中では、もう決定なんですね」
「ああ。諦めることは考えてない」
貴之が本気だということが判り、悠希はひとつ大きく深呼吸をした。
「わかりました。僕でよければ協力します」
了承の返事を聞いて、貴之はほっとして肩の力を抜いた。

