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コンビニバイトの男の子
第8章 密談
「ありがとう。鮎川君に引き受けてもらえたら安心だ。妻はイケメン君が苦手みたいでね」
内心、彼を引き合いに出せば了承してくれるだろうと思っていた。報酬も、口止め料のつもりだった。
「それで、具体的に僕は何をしたらいいでしょうか?さっき撮影って言ってましたけど、星野さんが撮影を?」
「目の前で撮影することは考えていないよ。妻には秘密だからね。撮影は隠しカメラでするんだ」
「え?それじゃあ、奥さんには星野さんのお願いで僕が抱くという話も」
「もちろん、それも秘密だ」
悠希は再び困惑した。
「あの、そのことを了解してもらうのに、奥さんとどう話をしたらいいでしょうか?」
「勝手を言ってすまないが、私が頼んだことは知られたくないんだ。夫以外の人となんて、絶対に許さないだろうしね。でも無理矢理もして欲しくない。あくまでも自然の流れで、そうなる方向に話を持っていって欲しいんだ」
貴之は、悠希が了承してくれれば後は大丈夫だろうと安易に考えていた。
「そんな。上手くできる自信がありません。僕、あの、恥ずかしいんですけど、・・・女性経験が無いので」
「えっ?ほんとに?」
「はい・・・。付き合ったこともほとんど無くて・・・。周りはみんな経験してるみたいなので、隠してますけど・・・」
「そうか、初めてになるのか・・・」
貴之はなんとなく、今どきの大学生であれば経験済みだと思っていたので、悠希が童貞というのは意外だった。
「初めてが年上のおばさんじゃ、なんか申し訳ないな」
「そんな、おばさんだなんて!素敵な人だなっていつも思っています!あ、すみません・・・」
思わず力説した悠希が、顔を赤くした。
「・・・ありがとう」
貴之は悠希の妻に対する純粋な思いを聞き、自身の不純な願望に後ろめたさを感じた。誤魔化すように室内を見回わすと、入口横の壁に貼ってある演劇のポスターが目に入った。このビルの地下にある小劇場で公演している作品のようだった。
急に貴之は閃いた。
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