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コンビニバイトの男の子
第8章 密談
(OKした!?ほんとに?いや、そうなるようにお願いしたけど、でも、あのシュウが?・・・萩子って、なんで名前知ってるんだ?そ、そうか、話をするのにお互い教え合うよな。漢字まで教えるのか?名前で呼ぶなんて、もうそんなに親密に!・・・上手くできるようにって、あいつ、シュウとするのか!?俺の愛する妻と!!)
貴之は激しい嫉妬で、まともに頭が働かなかった。自らお願いして頼んでおきながら、萩子を抱こうとしている悠希に対して憎悪さえ湧いてきた。
一度気持ちを落ち着けようと深呼吸した。そこで、メッセージが送られてきたのは今から2時間程前ということに気付いた。
(2時間前!?ということは、今頃2人は・・・。いや、約束した終了のメッセージをあいつが送り忘れているだけで、もう終わって・・・。いやいや、あいつ童貞だから、上手くいかなかった可能性だってある。実は怖気付いて何もできなかったから、送ってこれないとか・・・)
貴之はスマートフォンの画面を、まるで敵であるかのように睨みつけた。
(もう2時間だぞ!なんでメッセージを送ってこないんだ!念押ししたのに!ほんとに忘れているのか?それともまだ、最中なのか?こんなに長い時間・・・。こっちから送るか?駄目だ。そんなことして、器が小さいと見下されるのも腹が立つ。ああっ、くそっ!)
コーヒーに口を付ける余裕もなく、自動ロックで表示が消える度に、スワイプしてアプリの再表示を繰り返した。
喫茶店に入ってからの1時間を永遠に感じ始めた頃、何度目かも判らないスワイプの操作で表示したメッセージアプリに、新たなメッセージが追加された。
《山田様:今 家を出ました》
(シュウは?シュウとはどうなったんだ!?)
急いで手に取って問い合わせのメッセージを入力をしようとした時、先に悠希から答えが送られてきた。
《山田様:無事に終わりました》
(ああぁ!!)
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