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第9章 雨

すぐにアイマスクを戻して、目を隠しました。
「ごめんなさい、取ったらだめって言われてたのに。何も見てないから」
「ならよかった。その方が浸れるんですよね」
「うん」
全裸になった萩子は、再び腰振りを再開します。前後に、回転する動きが加わりました。
「おおっ、萩子さん、めちゃエロです」
「悠希くん、見てるの？」
「ガン見してますよ」
「あぁ恥ずかしい・・・」
羞恥心が興奮を煽り、徐々に激しさが増してきます。
「激しすぎて、ちっちゃいおっぱいも揺れてますよ」
悠希が手を伸ばして、僅かに揺れている乳房を弄り始めました。
「あはぁん、気持ちいいっ」
キスマークが残っている乳房を揉みしだきます。
「乳首もこんなに勃起さちゃって・・・」
固く凝る乳首を摘んで、揉みほぐすように弄りました。
「あはんっ、それもいいっ」
萩子は、腰をくねらせながら、顔を上向けて胸と陰部の快感に没頭します。
「こんなエロい姿、貴之さんにも見せてたんですか？」
痴態を晒す萩子に、悠希が声を掛けました。
「あんっ、見せたことないわ」
「僕には見せてくれるんだ、嬉しいなー」
「あぁん、悠希くんには見て欲しいの、私の、ああっ、いやらしい姿」
萩子は喘ぎながら、願望を伝えます。
「いいですよ。エロい萩子さん、もっともっと見せてください、よっ」
悠希が、下から腰を突き上げました。
「ああっ、刺さるっ！」
ベッドの反発力を利用して、ぽんぽんと繰り返し突き上げます。胸から手を離して萩子の腕を掴み、タイミングを合わせて引き下ろします。
「あぁあ、そんな奥っ、すごっ！」
肉棒が膣奥深くまで侵入し、子宮口を何度も抉りました。掻き出された愛液で、ふたりの合わさる股間から、くちょくちょと音がし始めます。
「あっ、いいっ、きもっ、ちいいっ」
踊るように躰が揺れて、よがり声が途切れ途切れになります。