この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
コンビニバイトの男の子
第9章 雨
「ああっ、また、逝っ、ちゃうっ」
「萩子さんの逝くとこ、僕に見せてください」
「待って、いや、だめ、だめっ」
拒否とは裏腹に、突き上げに合わせて腰を振り続けました。
(これやばい、凄いのきちゃうっ)
これまでを凌駕する快感が、すぐそこに迫っているのを感じます。
「すごいすごい。やだ、どうしよう、きちゃう。待って、だめだめ・・・」
萩子がうわ言のように呟いた後、がくがくと痙攣します。
「だめ、きちゃうっ!見てっ、逝ぐっ!うあっ!!」
再び迎えた絶頂に、萩子の躰が後ろに反り返りました。
「おっと」
悠希は咄嗟に膝を立てて、後ろに倒れないように支えます。
「あぁ・・・」
萩子は呻くと、今度は腰が抜けたように、がくんと躰が前傾しました。悠希が肩を支えて、自分の躰の上に横たえます。
「めっちゃ逝きましたねー」
「はぁはぁ、奥、凄かったから。こんなの初めて・・・」
肩で息をしながら萩子が応えます。
悠希は乱れた萩子の髪を整えると、息が落ち着くのを待ちました。
萩子が躰を起こします。
「ごめん。重かったよね」
「いえ、大丈夫です。それより凄い汗ですよ。それに躰も熱いし」
悠希も躰を起こすと、挿入したままだった肉棒を抜き、萩子を横に座らせます。
「あ、扇風機あるんですね。それ回しましょう」
それはつい最近、夏場のサーキュレーター用として設置した扇風機でした。悠希はベッドを降りると扇風機のスイッチを入れて、風向きを萩子の方向に合わせます。
「風、行ってますか?」
「うん」
(あー涼しい・・・)
エアコンの除湿が追い付かず、蒸し暑さを感じていた躰に、心地いい風が当たりました。そのことに、記憶の何かが引っかかります。
(この扇風機の風・・・、あっ!)
風が、記憶の封印を取り去りました。幼少期に卑猥な言葉を春生から聞かされた出来事には、続きがあったことを思い出します。
/417ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ