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コンビニバイトの男の子
第9章 雨
萩子が恋人繋ぎしている手を握り返します。
悠希の右手が萩子の左手薬指の指輪を見つけて、弄びました。
「ちょっと待って」
悠希にそう声をかけると繋いだ手を解き、結婚指輪を抜いて手探りでヘッドボードに置きます。
(今だけだから・・・)
萩子は、人妻ということを示していた唯一の証を自ら取り去りました。それと同時に、結婚指輪をしていなかった昔の頃に時が遡り、何ものにも縛られない、ひとりの女に戻りました。
自分を抱いている、初めて恋した人と、初めて女の悦びを教えてくれた人、“ハルキ”に想いを告げます。
「ハルくん、好き」
「好きです、シュウさん」
ハルキが応えます。
萩子はハルキの手を探し出して、再び恋人繋ぎをしました。頭を持ち上げて唇を寄せると、ハルキが唇を重ねます。
(ああっ、ハルくんっ!)
萩子が唇を押し付け、舌を挿し入れます。
(ハルくんを受け入れたい!)
絡んできたハルキの舌を自分の口内に導き、じゅぶじゅぶと音を立てて吸い付きます。
ハルキが腰を動かし始めました。
「んっ、んんっ」
キスで塞がれた口から、喘ぎ声が溢れます。端から涎も垂れてきました。
「ん゛ふーっ、ゔふーっ」
苦しさで、鼻息が荒くなります。快感に躰が海老反り、背中が浮き上がりました。
(また、逝きそうっ!)
膣奥から湧いてきたしびれる感覚で、4回目の絶頂が近づいているのを悟ります。
悠希も限界が来たのか、躰を起こすと繋いでいた手を振りほどき、萩子の腰を鷲掴んで持ち上げました。
「シュウさんっ、逝きそうですっ!」
声を荒げ、引き寄せながら激しく腰を前後させます。力強く反り返る肉棒が膣壁を抉り、張り出した亀頭が湧き出る愛液を掻き出します。
卑猥な水音も、性感を煽ります。
(一緒に逝きたいっ!)
最早、萩子の頭にはハルキの全てを受け入れ、同時に至福の瞬間を迎えることしかありませんでした。
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