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コンビニバイトの男の子
第9章 雨

【9】
貴之の視線の先で、萩子に腰を押し付けた悠希のお尻が、緊張と弛緩を繰り返している。
(中に、出してるんだ・・・)
悠希が扇風機のスイッチを入れてベッドに戻りながら3本指を出した時は、最も見たかった3番目の願望が実現する興奮に、頭がおかしくなりそうだった。
シナリオでは、悠希が萩子のマゾ気質を煽ってしぶしぶ中出しを了承させる想定だった。しかし実際の萩子は嫌がる素振りもなく、自分から中出しを求めた。そのことに驚きつつも、やはり萩子自身も望んでいたということが明確になり、悠希に妻の中出しを望んだことは貴之のエゴだけはなかったと安堵した。
しかし、最愛の妻が夫ではない男に中出しされて悦びに躰を震わせている現実には衝撃を受けた。自ら望んだことをその通りにしてくれたにも関わらず、絶頂と共に膣内に精液を放出していることを伝える悠希に、激しい憎悪が湧いた。
その一方で、最も寝取られ願望を刺激する中出しを目の前で見たことに、興奮は最高潮に達していた。射精で萎えていた貴之の男根はいつの間にか復活し、ボクサーショーツの中で再び痛いほどの昂ぶりを示していた。
永遠に続くのではと思われた、悠希のお尻の蠢きがやっと治まる。過去の隠し撮り映像から、2度目の精液の量は熟知していた。
(あの量が全部、シュウの中に注ぎ込まれたのか・・・)
頭を撫でられていた悠希が、萩子の耳元で囁く。
「めっちゃ気持ちよかった」
「うん、私も」
目隠しで隠れていない部分を真っ赤に染めた萩子も同意する。
「中に出してもらうの、こんなに気持ちいいのね。知らなかったな」
「え、今まで無かったんですか?」
「うん。一度も」
その言葉に、貴之はぴくりと反応した。
(やっぱりそうだったんだ。これがシュウにとって生まれて初めての中出しだったんだ・・・)
貴之の視線の先で、萩子に腰を押し付けた悠希のお尻が、緊張と弛緩を繰り返している。
(中に、出してるんだ・・・)
悠希が扇風機のスイッチを入れてベッドに戻りながら3本指を出した時は、最も見たかった3番目の願望が実現する興奮に、頭がおかしくなりそうだった。
シナリオでは、悠希が萩子のマゾ気質を煽ってしぶしぶ中出しを了承させる想定だった。しかし実際の萩子は嫌がる素振りもなく、自分から中出しを求めた。そのことに驚きつつも、やはり萩子自身も望んでいたということが明確になり、悠希に妻の中出しを望んだことは貴之のエゴだけはなかったと安堵した。
しかし、最愛の妻が夫ではない男に中出しされて悦びに躰を震わせている現実には衝撃を受けた。自ら望んだことをその通りにしてくれたにも関わらず、絶頂と共に膣内に精液を放出していることを伝える悠希に、激しい憎悪が湧いた。
その一方で、最も寝取られ願望を刺激する中出しを目の前で見たことに、興奮は最高潮に達していた。射精で萎えていた貴之の男根はいつの間にか復活し、ボクサーショーツの中で再び痛いほどの昂ぶりを示していた。
永遠に続くのではと思われた、悠希のお尻の蠢きがやっと治まる。過去の隠し撮り映像から、2度目の精液の量は熟知していた。
(あの量が全部、シュウの中に注ぎ込まれたのか・・・)
頭を撫でられていた悠希が、萩子の耳元で囁く。
「めっちゃ気持ちよかった」
「うん、私も」
目隠しで隠れていない部分を真っ赤に染めた萩子も同意する。
「中に出してもらうの、こんなに気持ちいいのね。知らなかったな」
「え、今まで無かったんですか?」
「うん。一度も」
その言葉に、貴之はぴくりと反応した。
(やっぱりそうだったんだ。これがシュウにとって生まれて初めての中出しだったんだ・・・)

