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コンビニバイトの男の子
第10章 耽溺
レストラン街のフロアに上がるエスカレータに乗っている最中、対向する下りのエスカレータですれ違う若いカップルの男性が、萩子の胸元に視線を向けていた。貴之達の斜め後ろにいる中年男性は、ちょうど目の前となる萩子のお尻を遠慮なく凝視している。スレンダーながらも、女性の魅力的なラインが際立っている躰が、異性の視線を惹き寄せていた。
(あの店員の男の子が付きっきりだったのは、匂いだけじゃなく、これも影響してるよな)
貴之の脳裏に、どこかで見た女性誌の見出しが唐突に浮かぶ。
“セックスで、貴女も魅力的なカラダに”
萩子の体形の変化は、貴之も最近感じていた。特にお腹周りは明らかにすっきりして、相対的にバストとヒップラインが強調されてきたのが、最近観た隠し撮り動画で顕著に感じられた。
(あれだけ激しい運動をしていたら、躰付きも変わるよな。週一の近所のウォーキングとは、消費カロリーが全然違うし)
その週一のウォーキングも、萩子から誘うことが無くなっている。
先月、目の前で繰り広げられた性行為を観た日の後、貴之は悠希に、撮影は続けるがシナリオや要望は止めて、今後どうするかは任せるとメッセージで伝えていた。
今も、悠希と萩子の関係は続いている。貴之がお膳立てをしなくても、ふたりは予定を合わせて貴之の家で情事を重ねていた。その頻度は以前の月に1度から増え、その先月から数えて一昨日が4回目とほぼ週一のペースで関係を持っている。
シナリオの打合せで会うことは無くなったが、悠希は毎回必ず訪問前後の連絡と、貴之からの行為中についての問合せに対し、回答を官能的な文章にまとめて“愛し合った報告メール”として送ってくれていた。隠し撮りの映像で見る、お互いの肉体を求め合う姿とメールの内容から、ふたりが禁断の快楽に深く嵌っていることは明らかだった。
そして、目を瞠るほど萩子の性への貪欲さを顕著に示したのが、一昨日である。
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