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コンビニバイトの男の子
第10章 耽溺
萩子が、いやいやするように頭を左右に振りました。
「あぁん、ここじゃだめ」
「えー、シュウさんがここでして欲しいって言ったのに」
「だって、見られちゃうから」
「外の方が明るいから、離れていたら大丈夫ですよ」
そう言いつつ、悠希が徐々に躰を押し出すように腰を動かします。つられて萩子の躰が前に傾き、倒れないように片足でケンケンしながら進んでいきました。
「近寄ったら、真っ昼間から玄関で全裸になって、バックでセックスしてるのばれちゃいますよ」
「いや、いじわるしないで・・・」
萩子は壁に付いていた手を離すと、両手をガラス窓に当てて突っ張り、それ以上近づかないように距離を取ります。
ガラス窓に、人影が映り消えていきます。色合いや大きさから、老若男女様々な人が家の前の道路を行き来しているようでした。普段あまり気にしていませんでしたが、いつもより人通りが多いように感じます。その人達全てが、通りすがりに星野家の玄関横のガラス窓を見ている気がしてきます。
(あぁ、私が不倫セックスしているのを、みんなが見てる・・・)
萩子の頭に、ガラス窓越しではなく、直接セックスする姿を見られている妄想が浮かびます。強烈な快感が脳内に湧き上り、びりびりとした痺れが躰全身に広がりました。
(なにこれっ!すごいっ!!)
萩子の躰が小刻みに震え、鳥肌が立ちます。
「っんあっ!」
思わず喘ぎ声が溢れました。
「せっかく近付かないようにしてるのに、声出したらばれちゃいますよ」
悠希はそう言いながら、空いている手で鳥肌でざらつく白い肌を撫で回しました。
ぞわぞわした感覚にまた喘ぎ声が出そうになり、萩子が慌てて片手で口を塞ぎます。
「んーっ!んんっ!」
悠希に抗議する姿勢を示しながら、萩子はいつも以上に躰が昂ぶっているのを自覚しました。
悠希が、肉棒で子宮口を押し上げるように密着させた腰を更にぐっぐっと押し付けます。
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