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私の秘め事
第4章 4
スーパーにつき店内に入ると私は驚きを隠せなかった、とにかく売ってるものがでかくて大量、日本で言うコストコに来ているような感覚で彼にはただの街のスーパーだから面白みなんてないよと言われていたが私の気持ちは高鳴りをみせていた。
「ジョーン見てこんなに大きいの見たことがないよ!」
「ただのパプリカだよ」
「これってなんて言う野菜なの?」
「ズッキーニ」
明らかにスーパーにいる人と私の温度差が違って目立ったのだろう、近くにいた人に話しかけられまくるというコミュニケーション力が皆無な私には最悪な状態を自ら作り上げてしまっていた。彼はそんな状況を見ていても助け舟をしてくれてない、明らかにこの状況を楽しんでいるような気がする....私全然話せないのにどうしたらいいんだろうと考え込んでいると急に視界が暗くなり壁にぶつかった、いや....壁じゃない人だ!私がそう気づいた時には時すでに遅し、相手は早口で怒鳴りつけてきている。でも全くもって何語か分からない、日本にいる時にジョーンのいる英会話塾には通っていたから英語はできるにしてもスペイン語とか他の言語は全くできない、よく英語が話せると英語に似た感じの言語もできるでしょ?と言われるが私の場合は全くもって出来ず日本でも冷ややかな目で見られたことが度々あった。どうしよう、気がつけば私の周りに沢山の人がいたのに今は誰1人としていない。私よりも20cmほど高くごつい男の人と私しかいない状態になっていた。ジョーン早く戻ってきて.....!お願い助けて....
「おい、お前!久しぶりだな!」
「あん、ジョーンか?お前こっち戻ってきてたのか、日本に居るって聞いてたぞ」
「ああ、少し前までいたんだけど仕事の都合でこっちに戻ってきたんだよ」
「そうだったのかよ!なんだ連絡よこせよ」
さっきまで絡んできていた男とジョーンが親しげに話しているのを見て私はその場に立ち尽くすしか無かった、彼と話していた男がちらりとこちらを睨みつけながら「早く消えろよ」と言い放ったが彼が「彼女なんだ」と説明すると男は驚いた様子で謝罪をしてきた。
「いやあそうだったのかよ、そうならそうとさっさと言えよ」
「すみません、言葉が分からなかったもので」
「ああ!そういう事かよ!ずっと何ぶつかってきてんだって怒鳴ってんのによ、返事がなかったからおちょくられてるのかと思ったぜ」
「ジョーン見てこんなに大きいの見たことがないよ!」
「ただのパプリカだよ」
「これってなんて言う野菜なの?」
「ズッキーニ」
明らかにスーパーにいる人と私の温度差が違って目立ったのだろう、近くにいた人に話しかけられまくるというコミュニケーション力が皆無な私には最悪な状態を自ら作り上げてしまっていた。彼はそんな状況を見ていても助け舟をしてくれてない、明らかにこの状況を楽しんでいるような気がする....私全然話せないのにどうしたらいいんだろうと考え込んでいると急に視界が暗くなり壁にぶつかった、いや....壁じゃない人だ!私がそう気づいた時には時すでに遅し、相手は早口で怒鳴りつけてきている。でも全くもって何語か分からない、日本にいる時にジョーンのいる英会話塾には通っていたから英語はできるにしてもスペイン語とか他の言語は全くできない、よく英語が話せると英語に似た感じの言語もできるでしょ?と言われるが私の場合は全くもって出来ず日本でも冷ややかな目で見られたことが度々あった。どうしよう、気がつけば私の周りに沢山の人がいたのに今は誰1人としていない。私よりも20cmほど高くごつい男の人と私しかいない状態になっていた。ジョーン早く戻ってきて.....!お願い助けて....
「おい、お前!久しぶりだな!」
「あん、ジョーンか?お前こっち戻ってきてたのか、日本に居るって聞いてたぞ」
「ああ、少し前までいたんだけど仕事の都合でこっちに戻ってきたんだよ」
「そうだったのかよ!なんだ連絡よこせよ」
さっきまで絡んできていた男とジョーンが親しげに話しているのを見て私はその場に立ち尽くすしか無かった、彼と話していた男がちらりとこちらを睨みつけながら「早く消えろよ」と言い放ったが彼が「彼女なんだ」と説明すると男は驚いた様子で謝罪をしてきた。
「いやあそうだったのかよ、そうならそうとさっさと言えよ」
「すみません、言葉が分からなかったもので」
「ああ!そういう事かよ!ずっと何ぶつかってきてんだって怒鳴ってんのによ、返事がなかったからおちょくられてるのかと思ったぜ」