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私の秘め事
第6章 6
不安そうな私にファストは「あいつには俺からこの家から引っ越すようにいうし監禁もやめさせると誓うよ」と手を握りながら伝えた。少し迷ったが私はジョーンのそばにいることを決心した、今回のことで嫌いになった訳では無いからだ。「わかった」と言うとファストは安心した様子で「まずはお前から話した方がいいから」と背中を押した。彼にお礼をいいジョーンの部屋に向かうと彼は目覚めたようでベッドに腰掛けていた。
「ファスト、傷口痛くない?」
「痛いよ、でも君を傷つけてしまったことの方が胸が痛むよ」
「もう気にしないで、私はジョーンのそばをこれからも離れないから、だから信頼して欲しい」
「雪....本当にいいのか、あんなことしてしまったのに」
「いいんだよ、でももう監禁はしないで欲しいのと家は引っ越したい」
「そうだよね、やっぱり嫌だよね。わかったそうするよ」
そう頷くと彼に抱きしめられ久々に彼の中にある愛に触れたような気持ちになった。その後ファストも交えた三人での話し合いやご家族との話し合いを終えて物件探しに勤しんだ。ジョーンとファストは数ヶ月仕事を休職しこちら側に向き合ってくれた。ちなみに私も現地で働くことになった。もし監禁されたとしても誰かが気づけるようにできるようにファストが考案したことだった。ジョーンは心配そうだったが私的にはものすごく安心感があった。物件探しに引越し、片付け、それに仕事探しと一筋縄ではいかないことも多かったが全て終わり二人でお祝いをしていた。本当はファストも来る予定だったんだけどどうしても仕事を抜けれないそうで仕方なく二人で三人前の料理を食べることになった。
「さすがに多いね、頼みすぎたかな」
「大丈夫さ、あいつ意外にマイペースだから。来ないって言っててもきっと来るよ」
「そうだといいんだけれど」
「それに今日は伝えたいことがあって....だから僕的には2人きりの方が嬉しんだけれど」
「なに?」
「これを受け取って欲しい」
そこのは小さい箱に入った指輪があった。指に着けてみるとサイズはピッタリで指が輝いて見える。数ヶ月前にも同じようなことを伝えられたけどその時とは違って心の底から嬉しかった。
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