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私の秘め事
第6章 6
もちろん縦に首を振り私たちは結婚することになった。婚姻の手続きはオンラインで行えるらしくさすがアメリカだなと感心していた。彼が手続きをしている間に私はファストに電話をかけた。時計は10時を指しており一般的にはほとんどの人が業務を終えている時間である、数秒待ったが出ずまだお仕事終わってないのかと考えている間に手続きが終わったらしく私達は晴れて夫婦のなった。その後は言うまでもなく新居のベッドで愛し合いお互いを求めあいそのまま眠りに着いた。目が覚めると朝の11時になっており私は焦った、今日はパート先の初出勤の日だから。あと1時間しかないことに気がつき急いで支度を済ませ家を出た、彼がいないことが気になったが探していたら遅刻してしまいそうだったので雑に「行ってきます」とだけ声をかけ家を飛び出した。軽く走ったからだろうか、思ったより時間に余裕が出来た私は街を見渡しながら優雅に歩いていた。何気なく路地裏を見ると見覚えのある姿があった、メアリーだ。私は何も考えずに駆け寄り声をかけた、かつての気品は失われ目は虚ろ、服も穴がしていたり寄れていたりで数ヶ月変えていないのだろうとすぐにわかった。私が話しかけても返事を返してくれず素っ気ない、どうしたのだろうと困惑していると隣のホームレスが話しかけてきた。
「お嬢ちゃんこいつの知り合いかい?」
「ええまあ」
「ならこいつの代わりに家族に電話してやってくれねえか、俺も他人から聞い他だけだから分からねえけど前の雇い主に相当酷い目に合わされたみたいでな。」
「そうだったんですね....」
ホームレスが彼女を説得すると1枚の番号が書かれた紙を差し出した、おそらく彼女の家族の番号であろう。電話をかけるとご家族であろう女性が電話に出てくれスムーズに話が進みすぐに迎えに来てくれることになった。メアリーにそのことを伝えても返事が返ってこない、でも喜んでない訳では無いと彼女の表情をみて感じ取ることが出来た。ホームレスと彼女に少ないがお金を渡し立ち去った。本来の予定であればこのまま職場に行き初仕事をするところだがメアリーのことがすぐに整理出来ず職場に辞退の連絡を入れカフェに入った。

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