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感情の欠片
第2章 進学

カズミは男女問わず人気があり、ミスキャンパスに選ばれていた。
「おめでとう。すごいよね、ミスキャンパスなんて」
「ありがとう。みんなが応援してくれたおかげだよ」
喜んでいるようだったが、カズミの表情に少し影があるように感じた。
いつも見ている私だから、気づいたのかもしれない。
その後、カズミは忙しくなり、会う機会が減っていった。
ファッション誌の学生読者モデルを始めたりしたとかで、ファッションも洗練され、どこか雲の上の存在のようになってきた。
たまに会うと、色気が増している気がする。
経験が増えているのだろうか。
あまり詮索しないでおこうと思った。
「おめでとう。すごいよね、ミスキャンパスなんて」
「ありがとう。みんなが応援してくれたおかげだよ」
喜んでいるようだったが、カズミの表情に少し影があるように感じた。
いつも見ている私だから、気づいたのかもしれない。
その後、カズミは忙しくなり、会う機会が減っていった。
ファッション誌の学生読者モデルを始めたりしたとかで、ファッションも洗練され、どこか雲の上の存在のようになってきた。
たまに会うと、色気が増している気がする。
経験が増えているのだろうか。
あまり詮索しないでおこうと思った。

