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第24章 自縄自縛

　　　　そうね。実雅子は、
　　　　旦那しか経験がないんだった。
　　　　大人しい紳士的な夫との
　　　　優しいSEXしか知らないから、
　　　　日本男児の野蛮さを
　　　　知らないのかもね。

　　　　章だって、整だって、
　　　　スイッチが入れば、
　　　　野蛮な本性をさらけ出すはず。
　　　　気が弱くて、私に逆らえない
　　　　夫の志温ですら、仲間と
　　　　通勤の電車の車内では、
　　　　痴漢行為に及んだうえ、
　　　　その状況をスマートフォンで
　　　　撮影して女性にネット上での
　　　　公開をチラつかせて
　　　　仲間と一緒に輪姦していた。

　　　　男なんてそんな生き物。
　　　　日本人なんて、そんなもの。
　　　　ま、韓国人も日常的に
　　　　レイプ事件を起こすし、
　　　　男の本性は野蛮な強姦魔。
　　　　実雅子はそれがわかっていない？
　　　　だったら、
　　　　わからせてやろうじゃない！

　　　　今日、集まった女性で、女子会よ。
　　　　議題は、夫や息子、兄や弟たちに
　　　　高慢、傲慢、破廉恥な実雅子を
　　　　輪姦させること。

　　　　今日のことで、
　　　　実雅子が羞恥心の無い、
　　　　破廉恥な女だということは
　　　　共通理解できたはず。

　　　　旦那や父親、兄や弟が、
　　　　実雅子に対してエッチなことを
　　　　やりたいと思っていることも
　　　　わかったはずだし、
　　　　嗾ければ、容認どころか、
　　　　推進してくれるはず。

　　　　今回は足手まといになった
　　　　斎田兄弟だって、実雅子と
　　　　やれるとなれば反対はしないはず。
　　　　事前に説明して、手筈を整えれば
　　　　それこそ、前向きになるはず。

　　　　そう。日本男児なら、
　　　　誰でも犯したくなる女、それが、
　　　　実雅子。
　　　　今日は、母や妻や娘などがいるから
　　　　不倫になるし、レイプは憚りが
　　　　あったかもしれないけど、
　　　　その同意さえあれば、
　　　　男は野獣になるはずよ！

と、サランは次の算段を考え始めていた。手始めに、早苗、紹子、聖子、沙織、聖麗那と、LINE交換し、グループLINEを作成するサラン。夫の志温は、男連中とグループLINEで連絡が取れていて、男女双方の情報が清水家が握れる。サランは手応えを感じていた。