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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第33章 決戦は金曜日
そんな気持ちにもなって来た実雅子。

    どうせなら、夫と・・・。
    でも、無理そう・・・。
    夫も無理だと言っているし・・・。
    だとしたら、佐川くん・・・。

「明日、実雅子の幼馴染の○○ハウスの佐川くんと会う。俺が見て、話を聞く。幼馴染で、実雅子が初恋の相手だという話だし、悪くはないと思う。少なくとも、実雅子を大事にしてくれそうな気がする。それが確認出来たら、俺は、承諾するつもりだが、実雅子は、その佐川くんをどう思っている?」

改めて聞いた義隆。

「小学生の頃しか知らないから・・・。でも、あなたがいいと言うなら、わたしもいいわ」

と、責任を義隆に負わせるような話し方をして、逃げた実雅子。

    卑怯ね。わたしは・・・。

その自覚はあった実雅子。

「初恋の人だとしても、20年越しに会いたい。まして、こういう状況で手を挙げて立候補するというのは、勇気がいることだと思う。会社の同僚や先輩、上司に、初恋の人だと伝えるだけでも、勇気がいるし、まして、この状況で、お前に断られたら、周囲が知っているだけに、立場もメンツもなくなる。それでも、敢えて、名乗り出た・・・。それだけでも、実雅子に対して想いがあるのだと思う。そういう男なら、俺は託せると思うのだが」

と、実雅子に話す義隆・・・。まさか、事前に実雅子と佐川が会っていたことを知らない義隆・・・。

    夫を騙していることに
    なるかもしれない・・・。

自省の念に駆られた実雅子・・・。

    でも、佐川くんが、
    わたしを想ってくれていることは
    事実・・・。
    20年越しのデート。
    あとは、成り行きでもいいかも。

「わかったわ。とりあえず、デートするわ。20年越しのデート。中学生になったら、するはずだったデートを。あとは、成り行きで考えるわ」

と、笑った実雅子・・・。
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