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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第34章 翔太とのデート
和食党の実雅子。歳に似合わず、家で胡瓜などを糠漬けにしている。それだけに、漬物バイキングは気になった。

雨天ということもあって、並ぶことなく入店した二人。

開放的な店内。オーク色のテーブルに椅子。仏像の写真など奈良らしい調度品。『和』が好きな実雅子。和食、和装、和柄、和式、和風。自宅も夫の鉄筋コンクリート造への拘りを受け入れつつ、内装も庭も『和』。食事は和食で、漬物、煮物、焼物が多い実雅子。

そういう実雅子に、このお店のコンセプトは雨天の鬱陶しさを、吹き飛ばすくらいの嬉しさ。

奈良と言えば鉄板の『奈良漬』に『たくあん』『しば漬け』『白菜漬け』『キュウリ漬け』『壬生菜』『野沢菜』『松前大根』『味噌漬け』『紫蘇梅』『赤かぶ』など。それに、白いご飯・茶粥・味噌汁。

自宅で糠漬けを作るほど、漬物フリークな実雅子には、まさに天国。

嬉々として楽しそうにいただく実雅子。それを見ている佐川。

    やはり、正解。
    昨日、自宅を訪ねたときに、
    微かに香った糠の香り。
    そして、和装。
    純和風の家の設え。
    旦那の好みとは思えなかった。
    鉄筋コンクリートが好きで、
    打ちっ放しの歯科医院を
    検討している旦那と、
    あの家の設えは明らか
    別のコンセプト。
    実雅子の好みだろうと
    思ったが、間違いなかった。

佐川としては、内心でガッツポーズを決めた瞬間だった。女も男も、胃を捕まえれば、他は何とでもなる。その佐川の読みは当たった。同性の友達とランチに行ってもイタリアン、フレンチ、中華が多くて辟易していた実雅子。佐川が紹介してくれた店が和食。しかも、大好きな漬物とあって、

    食に関しては、
    夫以上に相性がいいわ

と、思った実雅子。

「翔太くんって、和食が好きなの?」

と、聞く実雅子。

    和食?
    俺は、肉食だよ。
    鶏でも、豚でも、牛でも、
    女でも、なんでもいい。
    肉が食いたい。
    目の前にいる実雅子。
    お前が豚か牛かしらないが、
    とりあえず、飯が終わったら、
    お前を食うことしか
    考えてないよ

と、心の中では嘯きながら、

「そうだね。漬物にご飯、味噌汁が最高かな」

と、答えた佐川。
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