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第34章 翔太とのデート

　　　　　お前は、和食が好きなんだろ。
　　　　　俺とは違う。
　　　　　大根や瓜、胡瓜とか、好きなら
　　　　　ヴァギナとアナルと喉奥に
　　　　　突っ込んでやろうか。
　　　　　今日は、俺の逸物で
　　　　　我慢してくれ。
　　　　　それとも、あの連中に
　　　　　代わる代わる突っ込まれるか？
　　　　　ま、それもいいかもしれないな。
　　　　　なんにしても、
　　　　　まずは、俺の逸物で、
　　　　　イカせてやるよ。
　　　　　だからさ、そんなに楽しそうに
　　　　　食べるなよ・・・。
　　　　　今更遅いかもしれないが、
　　　　　太るぜ！
　　　　　それに、そんなに
　　　　　俺を見るなよ。
　　　　　そんな顔で見られたら、
　　　　　好きになってしまう・・・。
　　　　　ってか32歳だぜ。
　　　　　今どき、女子高生でも、
　　　　　そんな初心な顔してないよ。
　　　　　常識で考えろよ！
　　　　　漬物が好きなエロ男がいるか？
　　　　　エロ男は肉食って
　　　　　決まっているんだよ。

佐川は内心舌打ちしながら実雅子が楽しそうに茶碗に一粒のコメも残さないように箸で口に運ぶのを見ていた。

　　　　　これからエッチするんだろ？
　　　　　ほどほどにしないか？
　　　　　お替り自由でも、
　　　　　お茶碗三杯は多いだろ？

「おいしいかい？」

なかば呆れながら、でも、笑顔で実雅子に聞く佐川。

「うん。いいね。とても美味しいよ」

と、満面の笑みを浮かべて嬉しそうな実雅子。

　　　　　　そうか。
　　　　　　あとで、俺の逸物も
　　　　　　美味しいって食べてくれよな。
　　　　　　男根って言う根菜だから。

と、思いながら、

「それくらい豪快に食べてくれると、連れてきた甲斐があるよ」

と、半ば諦めながら笑う佐川。

　　　　　　頼むから、SEXの最中に、
　　　　　　下腹を押さえ付けても、
　　　　　　漏らすんじゃねぇぞ・・・。
　　　　　　ラブホテルじゃなくて、
　　　　　　一応、旅館だからな・・・。

要らぬ心配までする羽目になった佐川。内心での実雅子への悪態は続く・・・。

　　　　　　よくこんなに根菜ばかり
　　　　　　飽きもせずに食べられるな・・・。
　　　　　　お前、絶対前世は、牛かブタだよ。