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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第34章 翔太とのデート
「しかし、綺麗な乳輪に乳首だね。色素の沈殿がないから既婚者だなんて思えないよ。普通、女子高生でも色の濃い子は、濃いからね。多分、俺の人生の中で見る一番、色素の沈殿がない綺麗な乳輪と乳首だよ。旦那に吸われていても、色素が沈殿しないのは、妊娠したことがないからなのかもね」

と、褒めた最後に、不妊の実雅子をチクリと刺す佐川。

     褒めて、褒め続けて
     そのまま、終わればいいと
     頭ではわかっていても、
     実雅子だと、それができない
     どうしてだ?
     やはり、俺のどこかに
     コイツに対して、
     思うことがあるからなのか。

佐川にもわかっていた、余計な一言だと。でも、言わずにはいられない何かがあった。不妊のことなど言うべきではないと、頭ではわかっているのに、実雅子を見ていると、言ってしまう。ホスト時代も、今も、こんなことはなかった。いつも計算して、話をするのに、実雅子だと計算ができなくなる。いや、できていても、その計算をぶっ潰してしまう。佐川は、そんな自分を持て余していた。

一瞬、実雅子の表情に影が走った。だからと言って佐川に何かを言うわけでもない。ただ、視線を佐川から逸らした。

佐川にもそれはわかった。経産婦が色素の沈殿で乳輪や乳首の色が増すのは常識だが、だからと言って、それを言うべきでないことくらいわかっていた。スムーズにSEXに持って行くには、要らない言葉だということもわかっていた。でも、言ってしまう。そんな自分に戸惑う佐川。

流れる気まずい空気。

「そうね。それはあるかもしれないわ。何もかも経験不足だから」

と、実雅子がその空気を払い除けるように佐川に話しかけた。佐川にはこれもデジャヴがあった。小学生の頃、何度か、佐川の不用意な発言で、実雅子を傷つけて、流れた気まずい空気。それを払い除けるように前向きの話をするのは実雅子だった。
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