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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第35章 M開眼
慌てた佐川。佐川が住んでいるのは、○○ハウスの独身寮という名の自社物件の借り上げ社宅。1Kの間取りで、むさ苦しい部屋。住み始めた頃は、それなりに雰囲気を気にしたり、飾り付けたり、ルンバを買ったり、いろいろしていたが、今では、ルンバは故障、飾りで買ったものは埃にまみれ、雰囲気なんてありもしない、一言でいうと『ごちゃごちゃ』の汚い、男の一人暮らしの部屋。

とても、女性が来る部屋ではなかった。

まして、あんな豪華な綺麗な家で、毎日、専業主婦だからか、綺麗に掃除して、片付いた埃一つ落ちていない家で暮らしている実雅子に、見られるわけにはいかない。

来る前にゴミを捨てて、○○キンを頼むべきか・・・。いやしかし、

「いいよ。費用は会社持ちだから」

と、思考を切り替えて伝えたが、

「わたしの手料理は嫌?それとも、不安?」

と、聞く実雅子。

「それは食べたいけど」

答えた佐川。ある意味、それは本音。というか、手料理に飢えていた。女には不自由しない佐川だが、それはSEXだけのこと。手料理を食べさせてくれるような女には、この数年というより、多分、生まれて以来会ったことがない佐川。

佐川の周りの女の自慢は、学歴や、仕事の自慢ばかりで、手料理なんて作れそうな女はいなかったし、高級料理を食べることがステイタスと思っている女ばかりだった。

そう、A5肉の焼肉がどうだとか、どこそこのホテルのフレンチがどうだとか、松坂牛のステーキがどうだとか・・・。そもそも、和食が好きだという女なんていなかったし、まして、それを自分で作るという女はいなかった。既婚者の相手もしたが、手料理という話すら出たことがなかった。

「だったら、まずは、お弁当を作るわ」

と、微笑む実雅子。お弁当・・・。そんなものを作ってくれる女に出会ったことはない。それこそ、弁当といえば、高校時代に母親が作った弁当を持って通っていたとき以来だ。

「旦那にも作っているのか?」

と、なぜか、妙に気になって聞いた佐川。

「そう。夫には持たせているわ。でないと、外食されたら値段もするし、栄養バランスも悪いし、不安しかないから」

と、微笑む実雅子。

     なるほど、旦那が
     大事にするわけだ。

佐川にも、SEXを外注してでも、離婚したくない義隆の気持ちがわかるような気がした。
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